最近、大手キャリア(ドコモ・au・Softbank)から格安スマホに乗り換える人が増えていますが、それに伴い問題も多く発生しています。
今回の相談者は、携帯料金を少しでも安くするためにドコモから格安スマホに乗り換えたが、自宅では電波が悪く、圏外になってしまい、通話も通信もできないという困った問題です。そのため、相談者は一度は乗り換えたが(ポートアウト)、やはりドコモに戻ってきたいとのこと(ポートイン)。
しかも、ドコモを解約するときに支払う解約金や事務手数料、そして他社で支払う解約金と事務手数料。2重に支払ってもいいから戻りたいとのことでした。
実は、この電波が悪くて携帯が使えなくなってしまうことは、大手キャリアから格安スマホに乗り換えるときによくある問題です。しかし、ちょっと待ってください。もし、あなたが乗り換えたあとに電波の問題でスマホが使えないときは、解約金や事務手数料など支払う必要はありません。
8日以内キャンセルを申し込みましょう。
8日以内キャンセルって何?
8日以内キャンセルとは、携帯電話を契約(端末購入も含む)した後でも「電波状況が不十分」または「お手続きに関する説明が不十分」、「契約書面が不交付」であった場合に、お客さまから「契約解除(お手続きの取消)」できる制度です。
ちなみに、購入した端末も返却することができ、そもそも契約がなかったことになります。
今回のように、ドコモでは正常に使えていた携帯電話が、他社に乗り換えたことで電波が不安定になり、圏外で使用できない状態(改善できない状態)の場合は、この「8日以内キャンセル」により契約を解除することができます。
しかも、すでにドコモや乗り換え先で請求される解約金や事務手数料を全てなかったことにできます(費用は0円です)。また、他社に乗り換えたときの購入した端末も返却することができます。
ただし、購入した携帯電話機の故障してしまっている場合、「8日以内キャンセル」の対象外となります。また、下取りプログラムなどドコモで回収した携帯電話機については、お返しできません。
ドコモも格安スマホも料金は変わらない
ドコモから他社に移りたい理由のひとつに、「ドコモは料金が高い」があります。しかし、新料金プラン「ギガホ&ギガライト」では、格安スマホと同じくらい料金を下げることができます。
上記の画像はUQモバイルですが、データ通信量25GBで3,828円となっています。ちなみに、ahamoなら20GBで月額2,970円で使えます。仮にギガライトで3GB未満だったとしても月額2,728円です。
※家族3人以上+ファミリー割引グループ内にドコモ光ありの場合
賢く契約すれば、確かに格安スマホはお得です。しかし、ドコモでも十分安くすることができますので、ぜひ確認してみましょう。
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
公式:auオンラインショップ