「フレッツ光を契約しているなら、ドコモ光に切り替えたほうが良いらしい」ということは、みなさんも何となく知っていることでしょう。
しかし、フレッツ光からドコモ光に切り替えると言っても、その方法やメリット、デメリットなどを細かく理解している人はあまりいません。ちなみに、フレッツ光からドコモ光に切り替えることを「転用」といい、工事も不要です。
ちなみに自宅の機器もそのまま使えるので、「転用(切り替える)」と言っても、変わるのは請求がNTTからドコモに変わるだけ。転用後はドコモのケータイ料金と合算して請求されることになります。
たったそれだけで、お得になるなら転用するほうがいい。しかし、何だか面倒くさい、デメリットがあるのでは?と思っている人も多いです。今回は読むだけで誰でも転用を理解し、簡単に手続きできるようになります。
フレッツ光からドコモ光へ「転用」する
フレッツ光からドコモ光に切り替えることを「転用」と言います。そして、転用に必要なのは「転用承諾番号」と「プロバイダ」の2つだけです。
転用承諾番号とは、フレッツ光での「お客さまID」や「契約情報(ギガファミリーやファミリーハイスピードなど)」、「ひかり電話番号」を、ドコモで引き継ぐための番号です。また、この転用承諾番号には有効期限があり、15日間となっています。
プロバイダについては、インターネットを繋ぐための事業者で、ぷらら、OCN、GMOとくとくBB、nifty、BIGLOBEなどが有名ですね。ドコモ光では、プロバイダもセットになっており、プロバイダの種類によって「タイプA」「タイプB」「単独タイプ」に分かれます。
タイプAのプロバイダ
ドコモnet、ぷらら、GMOとくとくBB、nifty、DTI、BIGLOBE、andline、Tigers-net.com、エディオンネット、eXcite、hi-ho、SIS、Ic-net、SYNAPSE、楽天ブロードバンド、@ネスク、TikiTiki、01光コアラ。
タイプBのプロバイダ
OCN、@TCOM、TNC、ASAHIネット、WAKWAK、@ちゃんぷるネット。
単独タイプのプロバイダ
上記以外のプロバイダは全て単独タイプになります。
ドコモ光「戸建てタイプ」
- タイプA:5,720円
- タイプB:5,940円
- 単独タイプ:5,500円+プロバイダ料金
ドコモ光「マンションタイプ」
- タイプA:4,400円
- タイプB:4,620円
- 単独タイプ:4,180円+プロバイダ料金
また、転用では「通信速度(100Mbps、200Mbps、1Gbps)」もそのまま継続されますが、別途工事(工事費2,200円)をすることで、通信速度の変更をすることもできます。ただし、「ドコモ光ミニ」は最大通信速度100Mbpsです。
ドコモ光は、通信速度(100Mbps、200Mbps、1Gbps)によって料金が変わることはありませんので、通信速度に不満があるなら、転用時に速度変更しても良いでしょう。
転用するデメリットは他社に乗り換えるときだけ
フレッツ光からドコモ光へ切り替えるだけで、プロバイダもセットになり、料金が安くなることがあります。しかし、「ドコモ光セット割」はそれ以上の恩恵があります。
新料金プランなら「ドコモ光セット割」が適用になることで、1回線につき最大1,100円が永年割引になります。例えば、家族4人でスマホを使っていれば、実質0円でドコモ光を利用していることになります。
関連記事:「ギガホ&ギガライト」で損する人と得する人の違いは何?安くする秘訣はドコモ光だった!
機器もそのまま、工事不要で安くなるなら、こんな良いことはありません。しかし、やはりデメリットも気になるところです。
デメリットは、あなたがドコモから他社へ乗り換えるときに起こります。
ドコモ光は、ケータイとネットをセットにすることで最大限の恩恵を受けられます。しかし、ケータイを他社にしてしまった場合、ただの光コラボに成り下がります。はっきり言ってお得な光とは言えません。
関連記事:もう騙されない!「ドコモ光」で注目するのは使用感でも月額料金でもなく割引金額!
ちなみに、2019年7月以降であれば、ドコモ光からSoftBank 光に変更(事業者変更)することも可能です。ですが、更新月以外の解約では、解約金も発生しますので、ケータイの乗り換え(MNP)を検討している人は、ドコモ光への「転用」はオススメしません。
ケータイをドコモ以外にする予定があるなら、「ドコモ光」への転用はしないほうがいい。
「転用承諾番号」を取得しよう!
ドコモから他社へ乗り換える予定がないなら、フレッツ光からドコモ光へ「転用」しましょう。
転用するにあたって、まずは「転用承諾番号」を取得します。取得方法は電話もしくはネットで取得することが可能です。
転用承諾番号の取得方法
電話で手続き
- NTT東日本:0120-140-202
- NTT西日本:0120-553-104
ネットで手続き
- NTT東日本:光コラボレーション(転用)のお手続き
- NTT西日本:転用のお手続き(転用承諾番号のお受け取り)
転用承諾番号を取得できないときの対処法
通常であれば、上記から転用承諾番号を取得できますが、フレッツ光の契約者が自分でも、固定電話の契約者が別人になっているため、すんなり取得できないことがあります。
その場合、契約者を親の名前で試してみるといいでしょう。
意外と契約者がおじいちゃんやおばあちゃんになっていたり、契約者がすでに亡くなっている人だったこともありますので、まずはネットで試してみるといいでしょう。
ドコモ光を申し込むならネットがお得な理由
ドコモ光は、ドコモショップでも量販店でも、インターネットでも申し込みできます。しかし、どうせ契約するならお得になるほうがいいですね。そして、多くのプロバイダの中でも「GMO」が通信速度が速く、Wi-Fiルーターも無料でレンタルできるので一番人気です。
速度重視なら間違いなく「GMOとくとくBB」です。私の自宅もGMOを使っています。
参考:【ドコモ光】通信速度が遅い?一番人気のプロバイダはどれ?失敗しない選び方を解説!
今なら、キャンペーン適用で新規設置工事料(通常19,800円もしくは16,500円)が無料です。
しかも、下記のサイトなら追加特典としてキャッシュバックが最大20,000円が貰えます。私のオススメは「dTV(月額550円)」を一緒に契約するだけで10,000円のキャッシュバックが貰える特典がオススメです。
公式サイト:速いドコモ光なら【GMOとくとくBBのドコモ光】
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
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