今回は、中古(白ロム/SIMフリー)でスマートフォンを購入する際に、ありがちな事例を解説していきます。
「今までFOMA対応のスマートフォンを使っていましたが、型が古くなってきたので未使用のXi対応のスマホを中古で買い替えました。ですが、なぜかインターネットが接続できません。これってスマホが壊れているのでしょうか?」
このような相談を受けました。実は、3G(FOMA契約)→4G(Xi契約)にだけでなく、最近では4G→5Gの切り替えでも同様の相談を受けることがあります。
FOMA契約のままではXi携帯が使えない!
最近では、FOMA対応のスマートフォンはドコモショップでは置いていません。中古もしくはネットショッピングで購入することになります。
ちなみに、FOMA契約は3Gの電波を使用していますので、3Gに対応しているケータイやスマートフォン以外ではインターネットに接続できません。それを知らずに、FOMA契約の人が、対象の料金プランに変更しないまま、4Gや5G対応のスマートフォンを購入し、初期設定をしても全く通信ができなくて相談にくるというケースがあります。
同じスマートフォンであっても「3G」「4G」「5G」の3種類があります。
ちなみに、FOMA契約の人がXiや5G対応のスマートフォンにSIMカードを装着しても通信はできず、ただただ無駄な買い物となってしまいます。逆に、Xi契約のSIMカードをFOMA対応スマホに装着するのは全く問題ありません。(ただし、FOMA対応端末のため、Xiスマホのような高速通信はできません)
今回のような問題を解決するためには、FOMA契約の人がXi対応スマホを購入した場合、FOMA⇒Xiに契約変更する必要があります。
※別途事務手数料3,000円が掛かります。
契約内容と対応機種を確認してからスマホを購入する
現在、FOMA契約の人が4Gや5Gのスマートフォンを使うことはできません。必ず対象の料金プランに変更しなければなりません。
対象の料金プランは複数ありますので、自分の利用状況に合わせて変更すればいいでしょう。
4G/5G共通の料金プラン
- ギガライト
- ギガホプレミア
- はじめてスマホプラン
- ahamo
- OCN モバイル ONE
- トーンモバイル
基本的に、FOMA契約から変更できる料金プランは6種類です。ahamoやOCNモバイルONE、トーンモバイルはオンラインで管理することになります。また「はじめてスマホプラン」はFOMA契約からの変更が条件になるので、一度ギガライトを契約し、後日はじめてスマホプランを申し込むことはできません。
個人的には、まず「はじめてスマホプラン」を契約し、必要に応じて他のプランに変更するほうがいいでしょう。
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらに事務手数料(2,000円もしくは3,500円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
公式:auオンラインショップ