2020年3月25日より、ドコモでの5G(第5世代)が始まります。すでに5Gに対応した新料金プラン「5Gギガホ&5Gギガライト」や新機種も発売されています。
携帯業界の料金プランは、他社も含めて「複雑で分かりづらい。」と言われていますが、今回はとてもシンプルです。ドコモでは、2019年6月以降に「ギガホ&ギガライト」が提供開始となりましたが、「5G」も基本的に変わりません。
しかし、毎月の料金や注意点、お得にする方法はありますので、これから「5G」を検討している人はチェックしておきましょう。
5G(第5世代)で何が変わるのか?
https://youtu.be/rWfRyJqVWRY
最近、iPhoneやAndroidスマートフォンを使っている人から「5G(第5世代)になると何がいいの?通信速度が早くなるのは分かるけど、特に遅いと感じてはいないの。」と、質問を受けることがあります。
確かに、最新スマホを使っている人なら速度や操作性の不満は少ないですね。しかし、5Gになることで劇的に変わるらしい。
第5世代を意味する5G。5Gの進化を交通手段で例えると、クルマでの移動が飛行機になったようなもの。
より速く、より多くの荷物を最短距離で運べるようになったのです。5Gが始まると、今よりタイムラグがなくなり、さらに多くの通信ができ、身の回りのいろいろなものがインターネットにつなげられるようになるんです。
参考:5Gってなんだろう?
しかし、スマホで通話やメール、LINE、その日のニュースをチェックする程度の利用なら正直関係ないでしょう。5Gの特徴は、大容量、高速、低遅延、多接続です。
大容量と高速は何となく分かる。しかし、「低遅延」と「多接続」についてはどうでしょうか。
まず、映像の分野では映像や音声のズレがなくなり、タイムラグを感じることがなくなります。(テレビで海外の中継などを見ていると、一昔前は音声や映像が遅れていたり、映像が止まってしまうようなことがありましたよね?そういうのがなくなり、映像も音声もストレスなく視聴できるようなイメージです。)
これにより、映像だけでなく、医療やロボット、車の自動運転が劇的に変わると言われています。(離れた場所でも、誤差がなく、リアルタイムで操作できるようになります。)スマホ業界では言えば、LIVE配信やゲームアプリで効果を発揮します。
そして、多接続が可能になることで、全てのモノがインターネットで繋がるようになります。すでにWi-Fi接続できる家電も増えてきましたが、冷蔵庫の中身もスマホでチェック、洗濯機やエアコンも外出先でスイッチオン。玄関のカギだってスマホひとつで施錠できるようになっています。
第5世代「5Gギガホ」はネットが使い放題になる
5G専用プランの「5Gギガホ」では、利用可能データ量は最大100GBまで利用できます。さらに、手続不要のキャンペーン適用(データ量無制限キャンペーン)で100GB→無制限となります。
4Gスマホでは、利用可能データ量は最大60GB(キャンペーン適用時)まで利用可能でしたが、5Gなら100GB(キャンペーン適用時は無制限)です。もう自宅にWi-Fiがなくても、動画も音楽も好きなだけ楽しむことができます。
データ利用量の多い人なら、端末購入することなく料金プランだけを5Gギガホにしたいと考えるでしょう。しかし、5Gギガホプランでは、5G対応端末以外のスマホでは使えません(動作保証なし)。
もし、月間データ利用量が60GBで足りない人は、5Gエリア対象外地域でも5G対応端末を購入し「5Gギガホ」に契約変更してもいいでしょう。
【5Gデータプラス】タブレットを使っている場合
5Gスマホとタブレット(iPad)をペアで使用している場合、ペアとなる回線の契約が「5Gギガホ」の場合、ご利用可能データ量の上限が30GBとなり、30GB超過時の通信速度は3Mbpsとなります。
【5Gギガホ】基本料金8,415円で2年縛りもない
5Gギガホの基本料金は8,415円です。しかも、2年定期契約(2年縛り)がありません。
さらに、毎月の支払をdカードもしくはdカード GOLD(家族カード含む)に設定すれば「dカードお支払割」が適用になり月額料金から187円割引になります。
- 5Gギガホ:8,415円
- dカードお支払割:-187円
- 月額料金:8,228円
「dカード」は、年会費無料なのでドコモユーザーは必ず作っておきましょう。携帯料金が9,000円以上なら「dカード GOLD」でdポイント還元が10倍になります。
また、ファミリー割引を組んでいる人であれば、「みんなドコモ割」が適用になり、2人で550円割引、3人以上なら1,100円割引となります。また、ファミリー割引グループ内の誰かが「ドコモ光」を契約していることで、「ドコモ光セット割」でさらに1,100円割引となります。
5Gギガホ(割引適用後)
- 5Gギガホ:8,415円
- dカードお支払割:-187円
- みんなドコモ割(3人):-1,100円
- ドコモ光セット割:-1,100円
- 月額料金:6,028円
第5世代「5Gギガライト」は7GBまで変動制プラン
5Gギガライト | 月額料金 |
データ利用量(0~1GB) | 3,456円 |
データ利用量(1~3GB) | 4,565円 |
データ利用量(3~5GB) | 5,665円 |
データ利用量(5~7GB) | 6,765円 |
「5Gギガライト」は、データ容量0~7GBまでの変動制プランです。料金プランの内容は4Gギガライトと同じです。4Gギガライトとの違いは、5Gスマホに対応していることだけです。
また、5Gギガホと同じように2年定期契約(2年縛り)はありません。他にも「dカードお支払割」を適用させることで187円割引、ファミリー割引を組んでいる人であれば、2人で550円割引、3人以上なら1,100円割引となります。
ファミリー割引グループ内の誰かが「ドコモ光」を契約していることで、ドコモ光セット割で最大1,100円割引となります。
ドコモ光セット割 | 割引金額 |
データ利用量(0~1GB) | -円 |
データ利用量(1~3GB) | -550円 |
データ利用量(3~5GB) | -1,100円 |
データ利用量(5~7GB) | -1,100円 |
月額料金は、4Gギガライトと同じで、最安の月額料金は2,178円~4,378円となります。月間データ利用量が7GBを超えた場合、速度制限がかかり送受信最大128kbpsとなります。
【注意】4G対応プランでは5Gスマホは購入できない
ドコモでは2020年3月25日より、5Gサービスが提供開始となりました。それに伴い5Gに対応した最新スマートフォンも販売されていますが、購入時の注意点を知っておきましょう。
現在、4Gの旧料金プラン「カケホーダイ&パケあえる(ベーシックパック/シェアパック等)」や「4Gギガホ&4Gギガライト」を契約している人が、5G対応のスマートフォンを購入するときには「5Gギガホ&5Gギガライト」へのプラン変更が必要です。
ちなみに、4G対応スマートフォンを購入するときは、旧料金プランのままでも購入できましたが、5G対応スマートフォンの場合は強制的にプラン変更が必要です。
もし、どうしても4G料金プランのままで5G対応機種を購入したいときは、購入割引が適用されない「白ロム販売」か、もしくはネット等で5G対応機種を購入するしか方法はありません。もちろん、通話や通信ができないなどの不具合が発生しても、動作保証はしていません。
最後に通話料金に関しては、5Gギガホ/5Gギガライトのどちらも家族以外の通話は22円/30秒です。もし、通話が多い人なら「5分通話無料オプション(月額770円)」もしくは「かけ放題オプション(月額1,870円)」を忘れずに。
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
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