2021年9月に発表された「Apple Watch Series 7」が、10月15日に発売開始となります。
それに合わせて増えてくるのが「Apple Watchを使うためには端末以外に何か必要なのか?」という問い合わせです。ちなみに「Apple Watch」は、とくにオプション等の契約がなくても、iPhoneと連携させることで、便利に使うことができます。
しかし、ドコモの「ワンナンバーサービス」を契約することで、1つの電話番号をiPhoneと共有して音声通話やデータ通信を利用することができます。では、「ワンナンバーサービス」があることで何が便利なのか、また契約がなくてもどれだけ便利に使うことができるのかを解説していきます。
「ワンナンバーサービス」は何なのか?
今までのApple Watchでは、BluetoothかWi-Fiを利用してiPhoneと通信していたため、Apple Watch単体だけで移動してしまうと、電話をかけたり、メッセージを受け取ったりすることができませんでした。
しかし、「Apple Watch Series 3(GPS + Cellularモデル)」以降は、ドコモの「ワンナンバーサービス」を契約することで、iPhoneが近くになくても「Apple Watch」だけでの通話・通信が可能になり、しかも、iPhoneと同じ番号での通話や通信が可能になります。
例えば、自宅にiPhoneを置いたままでも、Apple Watchを身に着けていれば、外出先でも通話・通信が可能になります。これはワンナンバーサービスの契約がないとできないことの1つです。
この、ドコモの「ワンナンバーサービス」は月額550円の有料オプションのひとつで、通話・通信料の請求はあくまで携帯側の利用料金が適用されるため、通話・通信をしても月額550円のオプション代金のみで追加料金は発生しません。
ワンナンバーサービス(有料オプション)
- 利用料金:月額550円
- 登録手数料:550円
対象端末
- Apple Watch Series 3(GPS + Cellularモデル)以降
- iPhone 6 / 6 Plus 以降のiPhone(iOS 11 以降)
「ワンナンバーサービス」は、Apple WatchのCellularモデルのみ利用可能ですので、Apple Watch 1/2やApple Watch Series 3(GPSモデル)では利用できません。
親回線(iPhone)の対象プラン
「ワンナンバーサービス」は、あくまで携帯(iPhone)のオプションになりますので、スマホ用の料金プランの契約が必要です。ただし、「ahamo」での契約はできません。
ワンナンバーサービスは、「spモード」のみ対応です。そのため、「mopera」での使用できません。また、親回線(iPhone)1台につき、登録できるApple Watchも1台となりますので、親回線(iPhone)1台で複数のApple Watchは登録できません。
ちなみに、ドコモで発売されているiPhoneを使用しているが、回線契約はドコモ系の格安SIM(MVNO)を利用している人も多くなってきましたが、格安SIM(MVNO)では、ワンナンバーサービスは利用できません。
参考:ワンナンバーサービス
ワンナンバーサービスがなくても便利!
ちなみに、Apple Watchを使うにあたって「ワンナンバーサービス」の契約はなくても問題ありません。(私も契約してません)
ただし、近距離にiPhoneがないとApple Watch側で通知や着信ができませんので、もしiPhoneを自宅や職場に置きっぱなしにした状態で、Apple Watchで通話や通知を受取りたいなら「ワンナンバーサービス」が必要になります。
例えば、ランニングに行くときにiPhoneを自宅に置いておき、出先ではApple Watchで通話やメールを確認したいときなどです。
それ以外の人であれば、ワンナンバーサービスは特に不要です。
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