スマートフォンやタブレットを使っていると、画面が割れてしまったり、充電ができなくなったり、電源が入らなくなってしまうことがあります。
通常、「預かり修理」を依頼することになりますが、ドコモの場合「ケータイ補償サービス」に加入している場合、預かり修理かケータイ補償サービス(交換電話機のお届け)のどちらかを選択することになります。
先日も「スマホが壊れてしまったので修理に出すつもりですが、預かり修理とケータイ補償サービスのどっちがいですか?」と質問がありましたので、みなさんも参考にしてくださいね。
「預かり修理」と「ケータイ補償サービス」の違い
預かり修理とは
携帯が故障したときに行なう手続きのひとつで、費用が一切かからない無償修理と、修理する内容によって金額が変わる有償修理があります。
無償修理になるケース
自然故障や本体に破損や水濡れ反応がなく、使用者に過失がない場合、または初めから本体に欠陥(部品不良)があった場合、無償修理の対象になります。
有償修理となるケース
故障した原因が使用者にある場合(落としたり、壊したり)となります。修理期間はおよそ10日前後かかりますが、修理に出している期間中は代替機(無料)を借りることができますので、携帯が不通になることはありません。スマホであればアプリも自由にインストールできますし、おサイフケータイを使うことも可能です。
有償修理の代金(税抜)
・基盤交換や画面破損:16,500円
・ケース交換:5,390円
・充電端子破損:5,390円
※Gシリーズ以降ではさらに修理代金が高くなっています。
「修理代金安心サポート」で修理代金は上限3,300円
上記のように高額な修理代金がかかるケースもありますが、ドコモでは「修理代金安心サポート」というアフターサービスがありますので、修理可能期間であればどんな修理であっても代金が上限3,300円もしくは5,500円で済みます。
仮に画面が割れたり、電源が入らなくなっても5,500円です。しかも、基盤交換とケース交換、電池交換を一緒に行なっても5,500円で超過分はかかりません。これは本当に素晴らしいアフターサービスです。
ですが、仮に水濡れ反応があったり、全損、腐食があれば修理されずに戻ってきますので、そのときは「機種変更」をするか、「ケータイ補償サービス(交換電話機のお届け)」を利用するしかありません。
機種によっては、「ケータイ補償サービス」の加入がなければ「修理代金安心サポート」は適用できません。そのため、修理代金は高額になります。この場合、古い機種を修理するよりも機種変更のほうがいいでしょう。
「交換電話機のお届け」はどんな状態でも対応可能!
ケータイ補償サービス(交換電話機のお届け)
ドコモ製品の場合、端末購入時に「ケータイ補償サービス」という補償に加入することができます。
「ケータイ補償サービス」に加入しておくと、水濡れや全損、紛失など、修理できない状態であっても1回目5,500円、2回目は8,800円で新品同様のリフレッシュ品と交換ができ、年に2回まで利用することができます。また、交換までの期間はおよそ1~2日前後で、こちらも代替機(無料)を借りることができます
ただし、機種変更しても補償サービスの利用回数は継続されます(リセットされません)ので注意が必要です。
ちなみに、Gシリーズ以降では月額550円となっており、ケータイ補償サービス(交換電話機のお届け)は1回目、2回目ともに、一律8,250円となっています。また、iPhoneの場合、月額550円~1,100円となります。
ケータイ補償サービス利用についての注意事項
- 2013年1月:1回目利用(5,500円)
- 2013年6月:2回目利用(8,800円)
- 2013年8月:機種変更
- 2013年9月:2014年1月以降でないとケータイ補償お届けサービスは使えません。
※iPhoneの場合、1回目、2回目ともに8,250円もしくは12,100円となります。
関連記事:ケータイ補償サービスは不要?dカードケータイ補償を活用してお得に機種変更する方法。
交換電話機よりも預かり修理がオススメ!
修理の日数はかかりますが、できるだけ「預かり修理」がオススメです。ケータイ補償サービス(交換電話機のお届け)は最後の手段のようなもので、イザっていう時の為に残しておきましょう。
先日も、「携帯を買ってから1年も経っていない機種ですが、水濡れでタッチパネルが効かなくなってしまった」と相談があり、私は交換を勧めましたが、すでに2回目のケータイ補償サービス(交換電話機のお届け)を利用しており、もう交換ができない状態でした。
しかも、水濡れ反応がありましたので、預かり修理もできません。そうなると機種変更しか手続きできませんが、その方はさらに「携帯料金の未納」があり、機種変更もできません。こうなってしまうと、ドコモではどうすることもできませんので、中古で白ロムを用意するか、未納分支払って機種変更するしかありません。
もし、ケータイ補償サービスが利用できていれば、無駄な高額出費をすることなく手続きできるはずでしたので、みなさんも同じようなが起こらないようにするためにも、補償は残しておくべきです。
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
公式:auオンラインショップ