ようやく「SIMロック解除」も一般的になってきましたが、まだまだ活用できていない人も多いようです。
通常、ドコモで購入した端末は、ドコモのSIMカードのみ認識し、通信が可能になります。そのため、ドコモで販売された端末を中古で購入し、auやSoftbankのSIMカードを装着しても使えません。
しかし、「SIMロック解除」することで、ドコモで販売された端末であっても、他社のSIMカードを認識することができ、通信が可能になります。
この「SIMロック解除」を活用することで、携帯料金をお得にすることができます。ぜひ、知っておきましょう。
SIMロック解除は原則無料で出来る!
2021年8月27日以降に新たに発売される機種をご購入される場合は、SIMロックが設定されていないため、SIMロック解除の手続きは不要です。
そのため、わざわざWEBや店頭で手続きする必要はありません。
2021年8月26日までに購入した人は、以下の条件のいずれかを満たす場合は、SIMロック解除の手続きを実施した状態で受け取ることができます。
ドコモの回線契約を伴うお客さまの場合
- 当該機種を一括払いでご購入された場合
- 当該回線または一括請求の代表回線において、ドコモの携帯電話のお支払い方法をクレジットカードに設定いただいた場合
ドコモの回線契約を伴わないお客さまの場合
- 当該機種を一括払いでご購入された場合
- 「スマホおかえしプログラム」を適用し、当該機種の分割支払金のお支払い方法をクレジットカードに設定いただいた場合
基本的には、端末購入時に一括で支払う、または月々の携帯料金の支払いをクレジットカード払いにしていると、「SIMロック解除」されて受け取ることができます。
SIMロック解除の受付条件は以下の通りです。
- 当該機種のご購入後100日経過した場合
- 当該回線において、過去SIMロック解除を行っており、その受付から100日経過した場合
- 当該機種を一括払いでご購入された場合、または分割払いでご購入され、その分割支払金/分割払金のご精算をされた場合
- 当該回線(解約済み回線を含む)または一括請求の代表回線において、ドコモの携帯電話料金のお支払い方法をクレジットカードに設定いただいた場合
SIMロック解除の手続き方法
SIMロック解除は、WEB、電話、窓口の3つの方法から選ぶことができます。
WEBは「My docomo」から申込みになり、「dアカウント」や「ネットワーク暗証番号」が必要になります。
電話での受付(午前9時~午後8時)は、ドコモの携帯電話から「151」に発信し、事務手数料(3,300円)手続きすることができます。
「窓口での受付」では、端末と本人確認書類(免許証や保険証など)が必要になります。また、事務手数料(3,300円)は窓口での支払いとなり、携帯料金との合算では受付できません。
SIMロック解除に必要なモノとして、端末の製造番号(IMEI)があります。
中古で購入した端末によくある事例として、不正に入手した端末が転売されていることがあり、そのため「ネットワーク利用制限」がかかっており、SIMロック解除できないケースがあります。
ネットワーク利用制限の確認は以下のサイトで確認することができます。
- ドコモ:ネットワーク利用制限携帯電話確認サイト
- au:ネットワーク利用制限携帯電話機照会
- Softbank:ネットワーク利用制限携帯電話機の確認
- ドコモ:SIMロック解除手続き
- au:SIMロック解除手続き
- SoftBank:SIMロック解除手続き
SIMロック解除後に他社に乗りかえる
SIMロック解除をすることで、ドコモで購入した端末でも他社のSIMカードを使うことができます。
例えば、ドコモで購入した端末を基本料金の安い「Y!mobile」や「UQモバイル」、「楽天モバイル」で使うことも可能になります。他社に乗りかえるときには、端末購入しないで「SIMカード」のみ契約することで、初期費用を抑えることができます。
ちなみにSIMロック解除後に他社に乗りかえる場合、端末が破損していたり、古くなって電池持ちが悪くなっているようなら、修理や端末交換を実施し、新品同様にしてから乗りかえるといいでしょう。
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらに事務手数料(2,000円もしくは3,500円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
公式:auオンラインショップ