ドコモでは、定期契約の料金プラン解約時に設定している「解約金」について、2021年10月1日から廃止になります。また、料金プラン変更前の定期契約プランの契約満了月まで、解約金が留保される「解約金留保」の制度についても2021年10月1日以降廃止です。
それに伴い、現在提供している2年定期契約プランについては、2021年9月30日以降新規受付が終了となります。
例えば、端末代金が実質0円だと言われて契約してタブレットや、分割審査が通らず、機種変更ではなく新規契約してしまった回線など。2年縛りのために、解約できずに回線を寝かせることもありません。ぜひ、回線の断捨離をしましょう。
定期契約による解約金1万円が不要になる!
今回のドコモは、素晴らしい改正です。
最近では少なくなってきましたが携帯業界では、割安な基本料金を利用するために「2年定期契約」が必要でした。簡単に言うと、「月々の基本料金を下げる代わるに最低でも2年間は使ってください。」というものです。
仮に、2年以内に解約すると解約金が9,500円(税込10,450円)を支払わないといけません。また、2年以上経っていれば解約金がかからなくなるわけでなく、更新月(3ヶ月間)を過ぎてしまうと自動で2年間の再契約になってしまいます。
そのため、「携帯を解約するだけで何で1万円も払わないといけないんだ!2年以上使っているのに、解約金が必要になる理由が不明!」と、クレームに発展してしまう問題の1つでした。
この解約金の問題がなくなるだけで、店員の稼働は1つ減ることになります。
廃止となる解約金の種類
- 2年契約:10,450円(旧プラン)
- 1年契約:3,300円(旧プラン)
- 2年契約:1,100円(新プラン)
また、解約金留保と言って、旧プランから新プランへ変更した際、契約満了月までは変更前プランの解約金が留保されることがありますが、こちらも2021年10月以降は廃止となります。
長期契約特典「更新ありがとうポイント」も廃止
2年定期契約をしていた人が2年以上経過すると「更新ありがとうポイント」と言って、dポイントが3,000円分還元されていましたが、解約金廃止に伴いこちらも廃止となります。
ドコモは今後も、一人ひとりのライフスタイルに寄り添い、安心して長く使い続けていただける料金サービスのさらなる充実をめざしてまいります。
ドコモ光は対象外で2年縛りが続く
今回の改正で解約金が不要になるのは「携帯電話」や「タブレット/データ端末」となります。そのため「ドコモ光」に関しては、現状のままとなっており、解約金(8,800円14,300円)が発生します。
また、2年定期契約が廃止になることで、「dカード」の存在がますます重要になってきます。新プラン(ギガホプレミア/ギガライト/ahamo)では、毎月の料金をdカードでの支払いにすることで、dカードお支払い割(月額187円割引)やギガ増量(ahamoのみ)が適用になります。
ぜひ、この機会にdカードやdカードGOLDを使っておきましょう。
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらに事務手数料(2,000円もしくは3,500円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
公式:auオンラインショップ