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契約・手続き

国内通話が定額カケホーダイ!ドコモ新料金プランを分かりやすく解説!

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2014年6月1日からドコモではカケホーダイプランが提供開始となりました。

しかし、まだまだ内容を理解している人も少なく、「自分の利用状況だとプラン変更をしたほうがいいのか分からない」という人のために、出来るだけ分かりやすく新料金プランを解説したいと思います。

通話プランはカケホーダイとカケホーダイライトの2種類

基本料金

かけ放題になる通話プランは2種類となっており、基本的には携帯でも固定でも他社でも、どこに掛けてもかけ放題で定額料金となっています。

スマートフォンでは、何回でも何時間通話しても特に制限がない「カケホーダイ(2,970円)」か、1回の通話が5分間以内であれば何回通話してもかけ放題になる「カケホーダイライト(1,870円)」かのどちらを選択することができます。機種に制限もなく、Android端末だけでなく、iPhoneでも適用可能です。

もちろん、ガラケー(iモードケータイ)でもカケホーダイを適用することができますが、こちらは回数、時間制限がないタイプのみで金額は2,420円となっています。

カケホーダイライトでは、通話が5分間を過ぎたあと、「22円/30秒」の追加料金が発生しますので、長電話をする人であれば「カケホーダイ」をオススメします。

また、定期契約(2年しばり)がないプランを希望する人は「+1,650円」となっていますが、現在では「フリーコース」が新たに追加されていますので、こちらを選択するメリットは特にありません。

ちなみに「通話はガラケー、ネットはスマホやタブレット」と、携帯料金を安くする為に2台持ちをしていた人も1台で済むようになりますね。

通信プランは個人(データパック)か家族(シェアパック)で分かれる

カケホーダイ 料金プラン

通信プランでは「データパック」、「シェアパック」、そして新しく新設された「ウルトラパック」の3種類となります。

今までは、スマホならパケホーダイフラットやライト、ガラケーならパケホーダイダブルやダブル2など、個人で通信プランを選択するだけでしたが、今回からは新たにシェアパックと呼ばれる家族でパケット通信量を分け合うプランが加わりました。

イメージ的には、設定した分のパケット通信量を個人で使用するか(データパック)、家族で分け合って使用するか(シェアパック)選択します。

【データパック:個人のみ】

  • らくらくパック(200MB)=2,200円
  • データSパック(2GB)=3,850円
  • データMパック(5GB)=5,500円
  • データLパック(8GB)=7,370円(廃止)
  • ウルトラデータLパック(20GB)=6,600円
  • ウルトラデータLLパック(30GB)=8,800円

【シェアパック:家族で分け合う】

  • シェアパック5(5GB)=7,150円
  • シェアパック10(10GB)=10,450円
  • シェアパック15(15GB)=13,750円
  • シェアパック20(20GB)=17,600円(廃止)
  • シェアパック30(30GB)=24,750円(廃止)
  • ウルトラシェアパック50(50GB)=17,600円
  • ウルトラシェアパック100(100GB)=27,500円

※利用端末が1台のみでも「シェアパック」は適用可能です。

複数台をひとつのパケホーダイをシェア(共有)する「シェアパック」では、シェアパックを契約するための代表回線を設定し、シェアを受ける側の子回線には、シェアオプション(550円)が必要となります。

(例)家族3人でスマホを使った場合(代表回線=父)

  • 父:カケホーダイ+SPモード+シェアパック10(2,970+330+10,450)
  • 母:カケホーダイ+SPモード+シェアオプション(2,970+330+550)
  • 子:カケホーダイ+SPモード+シェアオプション(2,970+330+550)

シェアパックの料金を代表者が支払うとなると、請求金額は代表回線と子回線ではかなり差がありますが、シェアパックとシェアオプションを分け合う回線数で均等割にすることもできます。(シェアパック分割請求オプション)

  • (シェアパック+シェアオプション×回線数-ずっとドコモ割)÷分け合う人数

ちなみに、パケット料金を均等割にすることはできますが、データ通信量を均等割にすることはできませんので、請求金額は同じでも使ってる通信量はバラバラということもあります。

事前に通信量の振り分けはできない・・・

「今月は父が通信をたくさん使うので5GB、母は2GB、子供は3GBのパケットを割り振りしておくよ?でも、来月は子供が7GBでいいからねぇ・・・。」など。事前に使用可能な通信量を設定しておくことはできません。

そして、家族でパケホーダイを分け合うことで、余すことなく使い切ることができますが、シェアパックの代金は「私は〇〇GB使ったから、代金〇〇円を支払います」と自分が使った通信量に応じて個別で支払うことができません。

しかも、一人ひとり使った通信量に対しての金額は自動で確定するわけではありません。親が子供の使った通信量をしっかり確認して、子供に毎月請求しなければなりませんね。

仮にシェアパックでパケットを共有していたとしても、毎月の携帯料金の支払方法は個別に設定することが可能です。

データパックだと通信量が少なくて毎月足りない。でもシェアパックじゃ多すぎる

上記のように、「5GBじゃ多いけど、2GBじゃ少ない。」こんなときもあります。

そんな時は「スピードモード」を契約しておくことで自分の設定した通信分をあらかじめ増やしておくことができます。しかも、使ったときだけ請求されるので、仮にデータSパック(2GB)+スピードモード(1GB)で設定していても、2GBを超えなければ、1GB分の料金は発生しません。

※シェアパックでも「スピードモード」の契約が可能です

また、パケット通信量が設定した上限を超えると、128KBの速度制限がかかります。ですが、(1,100円/1GB)で追加課金をすることで、”その都度”速度制限の解除が可能です。(1GB追加オプション)

ちなみに、シェアグループ内の誰かが極端にネットを使い過ぎ、仮に上限まで到達した場合、翌月までシェアグループ全員に速度制限(128KB)が掛かるので、使い過ぎには注意ですね。

長期契約者にはずっとドコモ割でパケット料金を割引

ずっとドコモ割

「ずっとドコモ割」とは、長期ドコモユーザーのための割引で、契約年数に応じてパケット料金から毎月割引になります。

シェアパック契約での割引分は、シェアグループ代表回線の利用期間が割引金額に設定されますので、シェアパックの代表回線はシェアグループ内でドコモの契約が一番長い携帯番号を設定したほうがお得です。

※「フリーコース」を契約している人は対象外です。

25歳以下なら550円割引+パケットパック1GB分増額

u25 U25応援割

学生だけでなく、26歳の誕生月までなら誰でも適用になり、毎月基本料金が500円割引になりデータ通信量も1GB分増額されます。

しかし、ガラケー(iモードケータイ)は対象外となっており、スマホでも「カケホーダイライト」を契約している場合、パケット1GB増量のみで550円割引は適用されません。

  • カケホーダイ:基本料金550円割引+1GBパケット増量
  • カケホーダイライト:1GBパケット増量のみ
  • カケホーダイ(ガラケー):対象外

子回線の料金がマイナスになる場合は親回線から減算される

シェアパック契約では、代表回線と子回線とでは毎月の請求にかなりの差があります。

ちなみに子回線の最安維持費は(カケホーダイライト+SPモード+シェアオプション)で2,750円となります。

  • 【1,870円+330円+550円=2,750円】

現在の月々サポート割では、2,750円を超える機種があります。そうなると「子回線の利用料金が、毎月実質マイナスになるので、損をしてしまうのではないか?」ということです。

上記のように、子回線の料金が月々サポート割によって実質マイナス分が発生する場合には、そのマイナス分をシェアグループ代表回線の請求分から減額されます。ですので、損することなく回線を維持することができますのでご安心ください。

※「シェア分割請求オプション」の場合は対象外となります。

現行プラン受付終了後の注意点

6月1日より新料金プランが提供開始となり、8月31日で現行プランの新規受付が終了となりますが、その件について読者さんからの質問がありましたので、みなさんにシェアしたいと思います。

現在、「Xiにねん」を継続しているが、仮に「Xiカケ・ホーダイ」を契約していない場合、9月以降でもXiカケ・ホーダイを申し込むことはできますか?

  • 申し込みできません。仮に現行のXi契約を継続していたとしても、9月以降では新たに「Xiカケ・ホーダイ」を申し込むことはできません。ちなみに「Xiカケ・ホーダイ」を解約することは可能です。

現行のXi契約をしており、Xiパケホーダイライトを契約しているが、9月以降にXiパケホーダイフラットに変更することはできますか?

  • 変更できません。9月以降では、現行のパケホーダイプラン(ライト⇔フラット)の変更はできません。

現在のFOMAバリュープランの契約をしており、新たに新料金カケホーダイを契約した場合、再度、旧FOMAプランの契約に戻すことは可能ですか?また、その際、バリュープランとベーシックプランのどちらになるのでしょうか?

  • FOMA契約の旧プランに戻すことは可能です。また、もともとバリュープランであれば、新料金プラン ⇒ 旧プランに変更してもバリュープランが適用になります。

新料金プランについて読者さんからの質問

ここでは読者さんからの質問について、分かる範囲でお答えしていきたいと思います。随時更新していきますので、もし間違っている部分があれば、教えていただけるとありがたいです。

現在、2in1を利用していますが、カケホーダイは契約できますか?

  • 2in1では契約できません。AナンバーとBナンバーを切り離して、2台持ちに分ける必要があります。

新料金プランに変更するにあたって、解約金や違約金はかかりますか?

  • 解約金や違約金はかかりません。現行のプランが定期契約あり(2年しばり)であれば、新料金プランでも定期契約ありを選択する必要があります。

iPhoneでもデータプランは適用できますか?

  • 適用できます。

新料金プランに変更すると月々サポートはなくなりますか?

  • パケットパックの契約があれば継続されます。

タブやルーターを持っていますが、2台目プラスのほうがお得ですか?

  • 通信を頻繁に使う方であれば、プラスXi割の方がお得になるかと思います。

ファミリー割引(家族割)は解約になりますか?

  • ファミリー割引は継続されます。

カケホーダイのみの契約は可能なのか?

  • カケホーダイのみの契約も可能です。しかし、月々サポートが適用される条件として、データパックもしくはシェアパックの契約が必要になりますので、機種変更や新規契約時であれば実質負担が高くなってしまいます。しかし、本体の分割が終了していれば関係ありませんし、白ロムを購入し持ち込み新規や契約変更をすればいいだけの話しですね。

ドコモホームページ:新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」

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