2019年6月以降、ドコモで新しい料金プランが提供開始となり、以前の料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」が新規受付終了となりました。
しかし、現在でも旧料金プランを継続している人は多く、私も家族でパケット(ギガ)を分け合う「シェアパック」を継続しています。
現在、端末購入時の割引(月々サポートや端末購入サポート)が適用になっている場合、新料金プラン「ギガホ&ギガライト」に変更することで、逆に料金が高くなってしまうことがあります。そこで、今回は新料金プランに変更できない人が少しでもお得になる方法を解説していきます。
ドコモの「カケホーダイ&パケあえる」とは
ドコモの「カケホーダイ&パケあえる」では、1人用の料金プランでデータ容量が0~20GBまでの変動制「ベーシックパック」と、データ容量が20GB/30GBの定額制「ウルトラデータパック」があります。
そして、家族用でパケット(ギガ)を分け合う料金プランで、データ容量が5~20GBまでの変動制「ベーシックシェアパック」と、データ容量が30GB/50GB/100GBの定額制「ウルトラシェアパック」があります。
また、通話プランでは、無料通話のない「シンプル(月額1,078円)」、5分以内の通話が無料になる「カケホーダイライト(月額1,870円)」、そして24時間通話が無料になる「カケホーダイ(月額2,970円)」の3種類です。
1人用と家族用のどちらを選ぶかは、トータルコストで考えると分かりやすいです。そして、通話は3種類。自分に合った通話プランを選びましょう。
1人用「ベーシックパック&ウルトラデータパック」
データ容量 | 月額料金(税込) |
ウルトラデータLLパック 30GB | 8,800円 |
ウルトラデータLパック 20GB | 6,600円 |
ベーシックパック ~20GB | 7,700円 |
ベーシックパック ~5GB | 5,500円 |
ベーシックパック ~3GB | 4,400円 |
ベーシックパック ~1GB | 3,190円 |
1人用では、料金を最安にするなら「シンプル+ベーシックパック∔SPモード」です。
- シンプル:1,078円
- ベーシックパック:3,190円~
- SPモード:330円
- 合計:4,598円
また、動画配信サービスやSNS、ゲームアプリを頻繁に利用する場合で、月間データ通信量5GB以上ならウルトラデータパックにすると良いでしょう。
「ベーシック」もしくは「ウルトラ」を選ぶ基準は、月間データ通信量が5GB以上です。しかし、家族でiPhoneやiPadを使用しているなら、「ドコモ光」を契約し、通信プランを下げるほうが安くなります。
ずっとドコモ割プラス・更新ありがとうポイント
「カケホーダイ&パケあえる」では、ドコモの契約年数やdポイントの獲得数に応じて「ステージ」が5段階に設定されています。そして、そのステージによって「ずっとドコモ割プラス」が適用になり、基本料金から最大880円が割引になります。
また、2年定期契約(2年縛り)になっている人は、継続特典として「更新ありがとうポイント」として、dポイント3,000円分が貰えます。
ドコモ光セット割
割引適用前 | ドコモ光セット割 | |
ウルトラデータLLパック 30GB | 8,800円 | -1,760円 |
ウルトラデータLパック 20GB | 6,600円 | -1,540円 |
ベーシックパック ~20GB | 7,700円 | -880円 |
ベーシックパック ~5GB | 5,500円 | -880円 |
ベーシックパック ~3GB | 4,400円 | -220円 |
ベーシックパック ~1GB | 3,190円 | -110円 |
「ドコモ光」を契約していれば、契約している通信プランから割引になります。
実は、「ウルトラデータLLパック+ドコモ光なし」より、「ベーシックパック~1GB(月額3,190円)+ドコモ光あり(マンションタイプ)」のほうが安く済みます。
ウルトラデータLLパック+ドコモ光なし
- シンプル:1,078円
- ウルトラデータLLパック:8,800円
- SPモード:330円
- 合計:10,208円
ベーシックパック+ドコモ光あり
- シンプル:1,078円
- ベーシックパック ~1GB:3,190円
- SPモード:330円
- 光セット割:-110円
- ドコモ光(マンションタイプ):4,400円
- 合計:8,888円
たったこれだけで、毎月1,100円が安くなるのはオイシイですね。
家族用「ベーシックシェアパック&ウルトラシェアパック」
データ容量 | 月額料金(税込) |
ウルトラシェアパック 100GB | 27,500円 |
ウルトラシェアパック 50GB | 16,500円 |
ウルトラシェアパック 30GB | 14,850円 |
ベーシックシェアパック ~30GB | 16,500円 |
ベーシックシェアパック ~15GB | 13,200円 |
ベーシックシェアパック ~10GB | 9,900円 |
ベーシックシェアパック ~5GB | 7,150円 |
家族用では、代表回線が契約しているパケットパック(ギガ)を家族で分け合うことができます。そして、ギガを分けてもらう子回線はシェアオプション(月額550円)の契約が必要です。
例えば、家族で料金を最安にするなら代表回線は「シンプル+ベーシックシェアパック∔SPモード」です。子回線は「シンプル+シェアオプション∔SPモード」です。
代表回線の場合
- シンプル:1,078円
- ベーシックシェアパック:7,150円~
- SPモード:330円
- 合計:8,558円
子回線の場合
- シンプル:1,078円
- シェアオプション:550円
- SPモード:330円
- 合計:1,958円
家族で分け合えるメリットは、普段データ通信を使わない人でも、シェアグループ内で余すことなく使用できる点です。また、シェアパックの料金はシェアグループ内で均等割にすることも可能です。
ずっとドコモ割プラス・更新ありがとうポイント
1人用と同じように、ドコモの契約年数やdポイントの獲得数に応じて「ずっとドコモ割プラス」が適用になり、基本料金から最大2,750円が割引になります。
シェアパックでは、シェアグループ内でドコモ歴が一番長い人をシェアパックの代表回線にするほうがお得です。ちなみに「シェアパック」の代表回線と言っても、ファミリー割引や一括請求の代表回線とは別扱いです。あくまで、シェアグループ内の代表というだけです。
ドコモ光セット割
割引適用前 | ドコモ光セット割 | |
ウルトラシェアパック 100GB | 27,500円 | -3,850円 |
ウルトラシェアパック 50GB | 17,600円 | -3,190円 |
ウルトラシェアパック 30GB | 14,850円 | -2,750円 |
ベーシックシェアパック ~20GB | 16,500円 | -2,178円 |
ベーシックシェアパック ~15GB | 13,200円 | -2,178円 |
ベーシックシェアパック ~10GB | 9,900円 | -1,320円 |
ベーシックシェアパック ~5GB | 7,150円 | -880円 |
「ドコモ光」を契約していれば、契約しているシェアパックの代表回線から割引になります。
実は、「ウルトラシェアパック30+ドコモ光なし」より、「ベーシックパック~5GB+ドコモ光あり(戸建てタイプ)」のほうが安く済みます。
ウルトラシェアパック30+ドコモ光なし
- シンプル:1,078円
- ウルトラシェアパック30:14,850円
- SPモード:330円
- 合計:16,258円
ベーシックシェアパック~5GB+ドコモ光あり
- シンプル:1,078円
- ベーシックパック ~5GB:7,150円
- SPモード:330円
- 光セット割:-880円
- ドコモ光(戸建てタイプ):5,720円
- 合計:13,398円
現在、シェアパック10などを契約している人が、データ容量(ギガ)が足りず、料金プランを上げようとする人がいます。しかし、料金プランを上げるよりも「ドコモ光」を契約し、自宅でWi-Fiが使えるほうが、料金も安く、ネット使い放題で便利です。
家族4人なら「シェアパック+ドコモ光」で安くする
例えば、家族4人がiPhoneやスマホを使っている場合、ベーシックパックとシェアパックはどちらがいいのでしょうか。また、ドコモ光を契約したときの料金シミュレーションも作ってみます。
自宅に、インターネット(Wi-Fi)の設置を検討している人は参考にしましょう。
ちなみに、ここでは分かりやすく解説するために、通話プラン(シンプル、カケホーダイライト、カケホーダイ)とSPモードは除いています。あくまで、月間データ通信量だけの設定で記載しています。
【例】家族4人の月間データ通信量
- 父:7GB
- 母:3GB
- 子1:10GB
- 子2:15GB
「一人用+ドコモ光なし」の場合
- 父:7GB=ウルトラデータLパック=6,600円
- 母:3GB=ベーシックパック=4,400円
- 子1:10GB=ウルトラデータLパック=6,600円
- 子2:15GB=ウルトラデータLパック=6,600円
上記の場合、家族の通信プランの合計金額は24,200円となります。しかも、通話プランやSPモードが各回線ごとに加算されるので料金はさらに高くなります。
「家族用+ドコモ光なし」の場合
もし、家族で分け合うウルトラシェアパック30なら、「14,850円+550円×3=16,500円」となります。
「家族用+ドコモ光あり」の場合
- 父:ウルトラシェアパック30=14,850円
- 母:シェアオプション=550円
- 子1:シェアオプション=550円
- 子2:シェアオプション=550円
- ドコモ光(戸建てタイプ)=5,720円
- 光セット割=-2,750円
上記の場合、家族でデータ容量が30GBも使えて、さらに自宅はWi-Fiで使い放題でも合計金額は19,470円となります。もし、家族で10GB未満に抑えると「ベーシックシェアパック~10GB」で15,950円となります。
「カケホーダイ&パケあえる」で損する人・得する人
ドコモの旧料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」では、1人用の料金プランで使っていくよりも、家族でパケット(ギガ)を分け合い、「ドコモ光」を契約するほうが費用も安く、自宅はWi-Fiでネット使い放題になり使い勝手が向上します。
光回線は工事が面倒だと思っている人もいますが、実際のところは2~3時間程度で主に自宅外の作業がほとんどです。それすらも嫌だと言う人は、ぜひ毎月の請求金額を見直しましょう。
料金が安くなって、無制限でネットが使い放題。これだけのメリットがあるなら、検討する価値はありそうですよね。
ドコモ光を申し込むならネットがお得な理由
ドコモ光は、ドコモショップでも量販店でも、インターネットでも申し込みできます。しかし、どうせ契約するならお得になるほうがいいですね。そして、多くのプロバイダの中でも「GMO」が通信速度が速く、Wi-Fiルーターも無料でレンタルできるので一番人気です。
速度重視なら間違いなく「GMOとくとくBB」です。私の自宅もGMOを使っています。
参考:【ドコモ光】通信速度が遅い?一番人気のプロバイダはどれ?失敗しない選び方を解説!
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オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
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