ドコモでは、通話プランのひとつで月額980円(税別)の無料通話がない基本料金「シンプルプラン」が提供されています。
普段、通話をほとんどしない人にとっては「カケホーダイ(2,700円)」や「カケホーダイライト(1,700円)」では高すぎるという声も多く、シンプルプランはそんな人たちにとって、ベストなプランでした。ですが、適用条件は限定的で、家族でパケットを分け合うシェアパック(シェアオプション)の契約者のみのため、単独(データパック)では適用できませんでした。
しかし、2017年12月27日より単独であっても、「ウルトラデータLパック」「ウルトラデータLLパック」を契約していれば、「シンプルプラン(月額980円)」を選ぶことができるようになります。
「シンプルプラン」+「ウルトラデータパック」が使える・・・

ドコモで提供されているスマホ・iPhone用の通話プランは3種類です。
24時間通話無料の「カケホーダイプラン」、1回の通話が5分以内なら何回でも無料になる「カケホーダイライトプラン」、そして、無料通話のない最安プラン「シンプルプラン」です。
基本料金(スマホ/タブ)
- カケホーダイプラン(24時間):2,700円
- カケホーダイライトプラン(1回5分以内):1,700円
- シンプルプラン(無料通話なし):980円
通話をしない人は、迷わずシンプルプランを選択したいところですが、今までは家族でパケットを分け合うシェアパック(シェアオプション)の契約者だけでした。しかし、今回の改正で単独でも「ウルトラデータLパック(20GB)」や「ウルトラデータLLパック(30GB)」を契約している人であれば、「シンプルプラン」の適用が可能になります。
通話はしないが、通信をたくさん使いたい人にはピッタリのプランですね。
- シンプルプラン(980円)+ウルトラデータLパック(6,000円)+SPモード(300円)
- シンプルプラン(980円)+ウルトラデータLLパック(8,000円)+SPモード(300円)

しかも、長期ユーザーには「ずっとドコモ割」が適用になり、「docomo with」対象端末の利用でさらに料金を下げることができます。
http://docosma.com/procedure/post-8377
格安スマホに対抗したいなら、SパックやMパックでも適用にしてほしい・・・

大手キャリアの問題のひとつが、ドコモから格安スマホにポートアウトされてしまうことです。
ユーザーとしては、「そこそこ使えて料金が安い」が一番ベストと言っている人も多くいます。そこに対抗していくためにも、ぜひデータSパックやデータMパックでも「シンプルプラン」が適用できるようになってほしいですね。
今後求められる理想の最安プラン
- シンプルプラン(980円)+データSパック(3,500円)+SPモード(300円)
上記のプランに「ずっとドコモ割」や「docomo with」対象端末の利用でさらに安くすることができます。
- シンプルプラン(980円)
- データSパック(3,500円)
- SPモード(300円)
- ずっとドコモ割(-600円)
- docomo with(-1,500円)
- 合計2,680円
「通話も通信も少しでいい。」そんなユーザーのために単独でも上記のようなプランを提供できれば、もっとスマホユーザーが増えそうな気がしますけどね。