
ドコモでは、2021年4月1日から「はじめてスマホプラン」が提供開始となります。これによって格安SIMと変わらない金額でスマホが持てます。
しかし、すでにスマホデビュー向けの割引キャンペーン「はじめてスマホ割」も提供されています。似たようなネーミングで分かりづらいので、当然「いつ頃、スマホにするのがお得なのか」、「4月まで待ったほうがいいのか」と悩んでいる人も多いようです。
ですが、安心してください。4月まで待たなくてもしっかり割引がつきますので、お得にスマホデビューができるようになっています。ただし、現在ガラケーを使っていると言っても、FOMA(iモード)なのか、Xi(SPモードケータイ)なのかで条件が変わってきます。
まずは、自分が割引対象になるのかチェックしておきましょう。
はじめてスマホ割?はじめてスマホプラン?

まずは、以前から提供されている「はじめてスマホ割」についてです。こちらは、公式ホームページでチェックすると、「はじめてスマホ割(ギガホ・ギガライト)」となっていますね。
この「はじめてスマホ割(ギガホ・ギガライト)」は、2019年5月22日~2021年3月31日までの受付となっていますので、4月以降は「はじめてスマホプラン」が適用となります。
では、3月末までの「はじめてスマホ割(ギガホ・ギガライト)」と4月からの「はじめてスマホプラン」では、どちらがお得になるのか解説します。
はじめてスマホ割(ギガホ・ギガライト)の概要
対象者
- ケータイ(フィーチャーフォン)からスマホへ変更する人
- 他社ケータイからお乗りかえと同時にスマホへ変更する人
対象条件
- 契約変更(FOMA→Xi、FOMA→5G)
- Xi指定料金プランから対象料金プランへの変更
- 他社ケータイからの乗りかえ
ちなみに、Xi指定料金プランとは現在ドコモで販売されているXi契約のケータイ(ガラホ)のことで、「キッズケータイプラン」「ケータイプラン」「カケホーダイプラン(ケータイ)」「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」「シンプルプラン(ケータイ)」になります。
他社ケータイの場合はご利用中の機種にてMNPポートイン該当回線の自局番号の目視確認などを実施させていただく必要があります。持ち込み機種での契約も対象です。
利用中の機種
- ドコモ ケータイ
- らくらくホン(らくらくスマートフォンを除く)
- キッズケータイ
- 他社ケータイ( MNPポートインの場合)
割引金額
最初の12ヶ月は1,000円割引、13ヶ月以降は500円割引がずっと続きます。また、通話オプション(700円/1,700円)を契約している場合、「おしゃべり割」が適用になり、月額700円がずっと割引になります。
ギガライト/5Gギガライト(割引適用後の基本料金)
最大12か月-1,000円 | 13か月目以降-500円 | |
5~7GB | 3,980円 | 4,480円 |
3~5GB | 2,980円 | 3,480円 |
1~3GB | 1,980円 | 2,480円 |
0~1GB | 980円 | 1,480円 |
ギガホ/5Gギガホ(割引適用後の基本料金)
最大12か月-1,000円 | 13か月目以降-500円 | |
ギガホ | 4,980円 | 5,480円 |
5Gギガホ | 5,480円 | 5,980円 |
対象プラン
- ギガライト/5Gギガライト
- ギガホ/5Gギガホ
対象通話オプション
- 5分通話無料オプション
- かけ放題オプション
初めの1年間は最安月額980円で5分間通話無料、2年目以降も月額1,480円でスマホがずっと持てるようになります。これはかなりお得な料金設定ですね。
はじめてスマホプランの概要

「はじめてスマホプラン」は、2021年4月1日から適用になる割引キャンペーンです。対象条件は少し変更されていますので注意してください。
FOMA(3G)からの契約変更や他社3G回線からのお乗りかえの方が対象の新料金プランです。毎月使用できるデータ量1GBまで、5分以内の国内通話も無料です。月額料金は「はじめてスマホ割」と同じで、最初の12ヶ月は基本料金が月額980円、13ヶ月以降は月額1,480円でスマホが使えます。
ただし、1GB超過後の通信速度は、速度制限がかかり送受信最大128kbpsとなります。もし、速度制限を解除する場合、1GB/1,000円の追加課金が必要です(1GB追加オプション)

対象者
- iモードケータイ(フィーチャーフォン)からスマホへ変更する人
- 他社3Gケータイからお乗りかえと同時にスマホへ変更する人
対象条件
- 契約変更(FOMA→Xi、FOMA→5G)
- 他社ケータイからの乗りかえ
ちなみに、「はじめてスマホ割(ギガホ・ギガライト)」とは違い、Xi契約のケータイ(ガラホ)は対象外となります。自分がガラケーを使っているからと言っても、Xi契約(4G)のフィーチャーフォンは「はじめてスマホプラン」が適用できませんので注意してください。
利用中の機種
- ドコモ ケータイ(SPモードケータイは対象外)
- らくらくホン(Xi契約は対象外)
- キッズケータイ(Xi契約は対象外)
- 他社3Gケータイ( MNPポートインの場合)
割引金額
「はじめてスマホプラン」は、割引キャンペーンというより3Gケータイからスマホに機種変更するときに選べる料金プランのひとつとして認識しておきましょう。
5分間通話無料で、最大データ使用量は1GBまで。それで、最初の12ヶ月は月額980円、13ヶ月目以降も月額1,480円で使えるプランです。
【注意点】ガラホを使っているなら4月までに
「はじめてスマホ割」はSPモードケータイ(Xi契約のガラホ)も対象ですが、4月以降の「はじめてスマホプラン」はFOMA契約のiモードケータイのみ対象です。もし、SPモードケータイを使っているなら、3月末までにスマホにしておきましょう。
また、現在iモードを使っている人でもスマホで使用するデータ通信量もチェックしておきましょう。3月までなら最大7GBまで使えるギガライト、また60GBや無制限で使えるギガホや5Gギガホを選ぶことができますが、はじめてスマホプランは1GBまでです。
仮に速度制限を解除したとしても「1GB/1,000円」かかりますので、あまりお得とは言えません。
ロング学割を適用させたいなら3月末までに
現在、提供されているドコモの学割「ロング学割」は、4月以降の「はじめてスマホプラン」には適用できません。もし、利用者が23歳以下なら3月末までに変えておいたほうがいいでしょう。

「ロング学割」適用者は学割適用終了後に「はじめてスマホ割(ギガホ・ギガライト)」が適用になります。
データ通信量の使いすぎを防止したいとき
スマホデビューをさせるにあたって心配なのが、インターネットの使いすぎによる高額請求ですね。
4月以降の「はじめてスマホプラン」なら1GBまでしか使用できませんが、3月末までのギガライトなら上限は7GBです。しかも、使用したデータ通信量に応じて、自動で段階的に料金が高くなるので、それなら1GBまでしか使用できないプランのほうが安心です。
ですが、そんな心配も3月1日からは心配無用です。「ギガプラン上限設定オプション」を設定することで、ギガライトでも1GBごとに制限をかけることができるので、使いすぎを防止することが可能です。
【まとめ】スマホデビューは4月まで待たなくていい
今回の割引キャンペーンは、時期によって割引金額が変わるわけではありません。あくまで適用条件が違うだけです。
4月以降は1GBまでのプランしか選択できないことを考えると、ギガライトで永年割引になっているほうがお得と言えるでしょう。
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オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,000円もしくは3,000円)もかかりません。
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