ドコモでは、新規契約や機種変更をする際に、古い端末を下取りに出すことで端末値引きやdポイント還元になる施策が提供されています。「下取りプログラム」は不定期で下取り(買い取り)の価格は増減しますので、機種変更などを検討している人は、その都度確認したおくべきです。
ちなみに、正常に使用できる端末だけでなく、画面破損や充電不良などの故障端末でも下取りに出せますが値がほとんどつきません。しかし、ショップ店員だったら必ず満額で下取りに出しています。しかも、この方法はショップ店員限定の方法ではなく誰でも実現できます。
ぜひ、この方法を覚えておきましょう。
下取りに出すときは店頭受付にすること
ドコモの下取りプログラムは、「店頭受付」か「郵送受付」になります。
ただし、郵送受付(後日下取りキットが配送される)の場合、店頭受付より検品が厳しいため「良品」として下取りに出すつもりでも、「機能不良品」扱いになってしまうことがあります。それを防ぐためにも「店頭受付」にしたほうがいいでしょう。
下取り条件
- ドコモで購入した端末の場合、下取り申込みする自回線の機種購入履歴に登録されていること。ただし、直近の購入端末は下取りできません。
- 他社で購入した端末の場合、新規契約(MNP含む)と同時に、ドコモで端末購入すること。
- 端末初期化されていること。
受付不可品の例
初期化ができない、ネットワーク利用制限がかかっている、基盤破損(全損)している、改造しているなど。
「良品」判定で下取りしてもらうこと!
下取りに出すときには、「良品」か「機能不良品」かで価格もかなり変わってきます。例えば、「Xperia 1 II SO-51A」を見てみましょう。
2021年11月時点の下取り価格(Xperia 1 II SO-51A)
- 良品:33,000円
- 画面割れ品:9,900円
- 機能不良品:400円
これを見ると「良品」で下取りしてもらうことが、どれだけ重要なのか分かります。しかも、郵送受付の場合、ただの画面破損だと思っていても、液漏れしていたため「機能不良品」の判定になってしまうこともあります。
下取りに出す以上、確実に「良品」判定にすることが重要です。
下取り価格をチェック
- ドコモ:下取り価格(Androidスマホ・タブ・ケータイなど)
- ドコモ:下取り価格(iPhone)
- ドコモ:下取り価格(iPad)
故障端末は預かり修理に出しておくこと!
一般的に、古い機種を下取りに出すときは機種変更をするときにでしょう。もし、古い機種が画面割れや充電不良を起こしている場合、店頭受付でも「良品」判定になりません。
しかし、これを「良品」判定にさせる方法として、機種変更前に古い機種を修理に出したり、ケータイ補償サービスでリフレッシュ品に交換しておきます。これをすることで、機能不良品も良品にすることができます。
Xperia 1 II SO-51Aの場合
- 預かり修理:3300円
- ケータイ補償サービス:12,100円
仮に故障だけでなく、修理ができない状態(水濡れ・紛失・全損等)でも、リフレッシュ品の交換にしてから、良品を下取りに出し、機種変更をするほうが圧倒的にお得です。
ただし、ケータイ補償サービスに加入が必要なので注意してください。ちなみに、ケータイ補償サービスは不要だという声もありますが、私は契約しています。また、それに併せてdカード GOLDも持っているので、状況に合わせて利用しています。
下取りに出してから機種変更がいい?
下取りプログラムは、端末値引きやdポイント還元になりますが、下取りに出す際に注意しなければならないことがあります。
それは「データ移行」です。下取りに出すときは端末初期化が必須になりますので、仮に下取りに出したあと、新しい機種にデータ不足があったとしても取り戻すことはできません。しかも、機種変更時に下取りを出すときは、長時間になりがちで、バタバタしていることもあります。
そうなると、データも見逃しがちになります。
機種変更後にゆっくり時間をかけてデータ移行。後日、旧端末を店頭に持っていけばいい!
機種変更時に下取りに出すと端末値引きになりますが、後日店頭に旧端末を持っていけばdポイント還元となります。基本的には、下取り価格は同じなので焦らずじっくりとデータ移行をしても問題ありません。
ぜひ、この方法を試してみましょう。
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらに事務手数料(2,000円もしくは3,500円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
公式:auオンラインショップ