「ahamo」の申し込みが殺到し、他社からahamoへの乗り換えができない事象が発生していました。そのため、先行エントリーによるdポイント還元キャンペーンは延長。現在は、普通に手続きできている状態です。
しかし、最近増えている相談の中で多いのが、移行元でMNP予約番号を取得し、ahamoサイトで乗り換えの手続きをしたはいいが、SIMカードの受け取りから開通処理までに日数(15日間以上)がかかってしまい開通できなくなってしまったというものです。
このように、MNP予約番号の有効期限切れのため、ahamoで開通処理ができなくなってしまう事象が発生していますが、今回はこちらの対処方法を解説していきます。
【期限切れ】MNP予約番号の有効期限は15日間
MNP予約番号の有効期限は15日間です。有効期限を過ぎてしまった「MNP予約番号」は使用できなくなってしまうので、移行元で再取得しなければなりません。
ちなみに、有効期限が切れてしまった場合、移行元は解約にならず、携帯番号も変わらず、そのまま使用できます。
ahamoへ乗り換えるまでの流れ
- 移行元でMNP予約番号を取得する
- 「ahamo」で乗り換えの手続きをする
- SIMカードを受取る
- 開通処理をする(移行元は自動解約になる)
この作業をMNP予約番号を取得から15日以内に行なわないと、有効期限が切れてしまいMNPが成立しません。
また、ahamoサイトで手続きしようとしているときに、エラーコード(DRーAL02ーB57ー400ーI188013)が表示されてしまうのは、商品お届け予定日より前にMNP予約番号の有効期限が切れてしまう場合に表示されます。
MNP予約番号を再取得しても開通処理ができない
実際に多い問い合わせとして、SIMカードを受取ってから開通処理を行なうまでに日数がかかってしまい、ahamoサイトで再び手続きしようとしてもエラーメッセージ(DR-AL02-B57-400-I108005)が表示され、正常に開通できなくなってしまったというものです。
ちなみにMNP予約番号を再度取得してから、ahamoサイトで同じように開通処理をしようと試みても同じようにエラーメッセージが表示されてしまいます。また、一度キャンセルをしてから、もう一度やり直そうとしても、キャンセルもできません。
ドコモショップでも、強制的に開通処理をしたり、キャンセルしたりすることもできません。また、このエラーメッセージが表示されている期間は、ドコモに乗り換えることできません。
仮にSIMカードを受け取ったとしても、開通処理が完了しないかぎり、ahamoの料金が請求されることはありません。また、移行元の解約も完了しませんので、電話が使えなくなることはありません。
【対処方法】自動キャンセルか強制開通するか?
今回のような、MNP予約番号の有効期限(15日間)が切れてしまい、ahamoに乗り換えができない場合の対処法は2つです。
- 自動キャンセルを待つ(約1ヶ月)
- コールセンターによる強制開通
自動キャンセルを待つ(目安約1ヶ月)
通常、SIMカードを受け取りが完了している場合、ahamo側で自動切り替え(開通)になります。しかし、MNPなどの場合、自動切り替えできない場合、放置しておくことで自動的にキャンセルになります。ただし、1ヶ月以上かかることもあります。
自動的にキャンセルになったあと、再びMNP予約番号を取得し、ahamoで申し込みをするという流れです。
コールセンターによる強制開通
今回の問題で一番簡単なのは、コールセンターによる開通処理です。ahamoサイトには記載されていません(探し出せませんでした)が、コールセンターであれば開通処理を行なうことができます。
ahamoコールセンター:0120-087-360
ちなみに上記の番号は、紛失や盗難などの専用ダイヤルになっていますが、今回のようなMNP予約番号の有効期限切れ場合、再度MNP予約番号を取得してから、コールセンターに電話すると開通処理をしてくれます。
ちなみに、受取ったSIMカードを使用しますので、くれぐれも破棄しないよう注意してください。
公式サイト:ahamo
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
公式:auオンラインショップ