ドコモが新しいキャンペーン「ギガホ増量キャンペーン」を発表しました。適用は2020年1月1日より、事前のエントリーや登録は不要です。すでに「ギガホ」を契約している人、もしくはこれから「ギガホ」を契約している人であれば自動でキャンペーン対象となります。
ソフトバンクやauでは、総務省が対象サービスの利用時にはギガを消費しない「ゼロレーティングサービス(カウントフリー)」にも通信制限を設けるべきだと指摘されています。
ドコモのギガホは「ゼロレーティングサービス(カウントフリー)」ではないため、キャンペーン適用で60GBを超えた場合、1Mbpsの通信速度制限が入ります。そのため、指摘されている内容とは違うので、「ギガホ増量キャンペーン」は問題なさそうです。
しかし、一部のユーザーだけがお得なプランのため、不満の声も・・・。
データ通信量60GBは誰のため?
ドコモで提供されているスマートフォン用の料金プランは、データ通信量30GBまで使える「ギガホ」と、データ通信量0~7GBまで使用できる「ギガライト」だけです。
2020年1月1日より適用開始となる「ギガホ増量キャンペーン」は、「ギガホ」のみですが、使用可能なデータ通信量が30GBから60GBまで増量されます。しかも、6ヶ月限定や1年間限定ではなく、「終了時期未定」です。
おそらく、しばらくは「ギガホ=60GB」という認識で問題はなさそうですが、実際に60GBものデータ通信量を喜んでいるのは、一部のユーザーだけです。
データ通信量60GBを使っている人
- Wi-Fiが使えない学生
- 長時間の動画視聴やゲームをするヘビーユーザー
店頭で料金相談をしていると、ギガ(パケット通信量)が足りなくて、スピードモードや1GB追加オプションで、データ通信量を追加している人は上記のような一部のユーザーだけです。他にも、現場関係や長時間ドライバーなど職種によっても頻繁に使用している傾向があります。
関連記事:【強制】勝手にパケットが追加(課金)される?スピードモードと1GB追加オプションの違い。
しかし、一般的には毎月5GB未満、頻繁に使う人でも1人で15GB程度でしょうか。
ちなみに、「ギガホ&ギガライト」を契約している人は、Disney+やAmazonプライムが1年間無料で利用できるキャンペーンを実施しています。こちらは事前エントリーが必要になりますので、忘れずにエントリーしておきましょう。
ギガを増量するなら料金下げて!
今回の「ギガホ増量キャンペーン」を発表で、「誰がそんなに使うのか?」、「ギガを増やすなら料金を下げて!」などの不満の声が上がっています。
ギガホ増量キャンペーン by docomo
いらん
安くしろぃ
(´・ω・`)
こんな使うか?
— かまやつ@ミスチル日産 (@kama0504) December 27, 2019
ギガホ増量キャンペーン、正直60GBも要らないのだが
— Math(篠江さん#凛fam)😎💯🔥 (@MathAssists) December 28, 2019
個人的にも、そこまでインターネットを使用している割合は少ないので、それではあれば料金を500円でも1,100円でも安くしてくれるほうが家計にも助かります。
ちなみに「ギガホ」の基本料金は、月額7,678円です。そして、全ての割引を適用させることで月額4,378円となります。
【ギガホ】最安料金シミュレーション
- 基本料金:7,678円
- みんなドコモ割:-1,100円×永年
- ドコモ光セット割:-1,100円×永年
- ギガホ割:-1,100円×6ヶ月
- 合計:4,378円
「みんなドコモ割」とは、ファミリー割引が適用になっているグループの人数によって割引され、ファミリーグループ2人で月額550円、3人以上で月額1,100円が各回線ごとに割引が適用なります。
「ドコモ光セット割」とは、ファミリー割引が適用になっているグループ内で「ドコモ光」の契約者がいることで、各回線ごとに割引が適用なります。
「ギガホ割」とは、ギガホを契約している人が対象になる期間限定の割引です。
みなさんは、データ通信量が60GBまで使えて基本料金7,678円と、30GBまで使える基本料金7,678円以下では、どちらがいいんでしょうか。今後も注目していきたいところです。
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
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