先日、ドコモで新規契約をしましたが、1週間ほどでサンキューレターが届きました。
サンキューレターとは、ドコモでは「ご契約内容確認のお願い」のハガキのことを言いますが、新規契約すると必ず契約者住所に郵送されてきます。しかし、免許証に記載されている住所が実際に住んでいるところと違う場合、ハガキが受け取れないケースがあります。
サンキューレター(ご契約内容確認のお願い)が届かなければ、虚偽契約とみなされ強制解約になることもあります。今回は新規契約時についての記事です。
新規契約時は正しい住所を伝えること
ドコモで新規契約するには、本人確認書類と毎月の料金の支払いのためのキャッシュカードやクレジットが必要になります。
本人確認書類とは、主に免許証、マイナンバーカード、健康保険証になりますが、(保険証+キャッシュカード)の組み合わせの場合、追加で補助書類(住民票や公共料金の領収書など)が必要になります。
ドコモ:新規契約
しかし、本人確認書類に記載されている住所と実際に住んでいる住所が違う人は意外と多く、その理由もさまざまです。
- 引っ越し
- 転勤(長期出張)
- 独立
- 結婚
上記のような理由で、住所変更していないことは普通にあります。しかし、ドコモで携帯(タブレット)を新規契約する場合に、それを伝えず、契約してしまうことで問題になることがあります。
住所変更をしていないため強制解約になったAさん
実際にあったAさんのお話しです。Aさんは、都内で一人暮らしをしていましたが、最近、仕事の都合で転勤になり引っ越しをしました。
しかし、仕事が忙しく役所に行く時間もなかなか取れず、ついつい住所変更をしていなかったようです。しばらくして、仕事で使用するためにタブレット(iPad)を購入しました。本体価格は6万円、もちろん分割24回払いです。
新規契約時に現住所を聞かれましたが、引っ越ししたことは黙っておき、旧住所を伝えました。しかし、無事契約もでき、タブレットを持って帰りました。
突然、タブレットが使えなくなる・・・
事件は突然起こります。
ある日、毎日使っていたタブレットですが、Wi-Fiでは使用できるのに、外出先では通信できないことに気づきました。Wi-Fiでは問題なく使えるため、故障ではないだろうと思っていましたが、やはり外でも使用できないと不便です。
Aさんは、ドコモショップに行って相談することにしました。
お客様のタブレットは解約になってますけど・・・
Aさんは驚きました。今まで普通に使えていたタブレットですが、実は強制解約になっていたようです。
Aさんは「家では問題なく使えていますが・・・?」と言いましたが、「スマホやタブレットは解約になっていたとしてもWi-Fi環境なら使用できるんです。」と店員は言います。
「では、どうすればいいのか?」と、Aさんは店員に尋ねました。
すでに解約になっていますので、まずは未納料金を支払っていただき、再度、新規契約が必要です。
高額請求に驚くAさん・・・
すでに解約になっているため、使用料金の他にも解約金や端末代金の残金の支払いが必要になります。
請求金額
- 基本料金(2ヶ月分):約7,000円
- 解約金(2年定期契約):10,450円
- 端末代金:60,000円
上記の支払いが確認できないと、Aさんは新規契約できません。また、仮に支払ったとしても新規契約時には審査がありますので、必ず審査に通る保証はありません(虚偽契約による強制解約者のため)。
住所変更しとけばよかったと後悔するAさん
強制解約になったAさんですが、今回の問題は現住所が違うため、サンキューレター(ご契約内容確認のお願い)を受け取れなかったことが原因です。
ちょっとした手間を惜しんでしまった結果、高額請求になってしまうこともあります。携帯業界は、振り込め詐欺で使用されている問題もあり、特に新規契約は厳しく審査されます。みなさんもAさんのようにならないためにもご注意ください。
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
公式:auオンラインショップ