現在、ドコモのガラケーを使っている人が故障した場合、次の機種はどうなるのでしょうか?ついに「iモード」が2019年9月30日をもって新規受付終了になり、FOMAも近い将来には使えなくなってしまうかもと心配している人もいるでしょう。
「ガラケーが使えなくなってしまえば、強制的にスマートフォンに変更させられてしまうのでは?」と、相談者も増えていますが、そんな人にオススメの解決策を書いていきます。
結論から言えば、わざわざスマホに変えなくても大丈夫。最新のガラケーも発表されていますし、今後もガラケーがなくなることはありません。ただし、新料金プランになってしまうこと、新しいガラケーに機種変更する必要があります。
ですが、今より料金が安く、使い勝手が良くなることもありますので、ぜひ料金プランの見直しと一緒に機種変更を検討しておきましょう。
ガラケーでもカケホーダイにできる!
「ガラケーでも、誰に掛けても通話無料のかけ放題になるプランがあるって聞いたんですけど本当ですか?」こんな質問が頻繁あります。
ドコモのカケホーダイは、スマートフォンだけだと思っている人もいますが、実はガラケーでも契約できます。iモードケータイは、月額2,420円で日本国内の通話料無料でしたが、このプランは新規受付終了となっています。
カケホーダイなら、国内であれば何時間通話しても料金がかかることはありません。他社のように回数制限も特にありません。しかし、国際電話や「104」のような番号検索料や「0570」や「0180」から始まるナビダイヤルはカケホーダイには含まれませんので注意が必要です。
ちなみに、よくテレビの視聴者に景品があたる抽選用の番号は、0570や0180で始まる番号が多いので、スマートフォンやパソコンがある人は絶対にネットから申し込んだ方が良いです。また、最近では、雑誌のサポートセンターや問い合わせ先に使われていたり、インターネットのインフォメーションセンターもこういったナビダイヤルが使われることが多いです。
もちろん、デメリットもあります。通話プランを「FOMA」契約のままカケホーダイにしてしまうと、必然的にパケホーダイも変更しなければなりません。
スマートフォンであれば、ほとんど影響がありませんが、iモードケータイでパケット(キャリアメールやiモード)をほとんど使わない人は、パケホーダイダブル(409円~4,620円)などに加入しています。もし、パケット料金が1,100円程度で済んでいる人でも、カケホーダイに変更することで、3,850円のデータSパックに加入しなければなりません。
さらに、「SMS」や電話番号で送る「ショートメール」はカケホーダイに含まれません。携帯電話の基本料金に無料通信分が付いていた時には、SMSの料金も無料通信分が使えていたのですが、カケホーダイにすると使えなくなります。
FOMA契約の「iモードケータイ」は新規受付終了!
【新料金】最新ガラケーなら月額1,320円で使える!
現在、FOMAのiモードケータイ(ガラケー)を使っている人は、修理受付対応の終了のお知らせや、スマートフォンデビューの割引クーポン、新料金プランへの変更案内などが届いていることでしょう。
ドコモでは、「はじめてスマホ割」や「割引クーポン」を利用することで、iPhoneやAndroidスマートフォンが月々1,078円や2,178円で使えると宣伝しています。しかし、実際には全ての割引が適用になること、端末代金が含まれていないこと、有料オプションは一切付けないことが条件になっているため、想像よりも高くついてしまいます。
そのため、通話のみ、メールはSMSだけなど、インターネットの利用をしていない人は、スマートフォンに変更しても料金が高くなるだけで全く意味がありません。それなら、FOMAのガラケーが使えなくなった後でも使用できる、Xi契約のガラケー(ドコモケータイ)に機種変更するといいでしょう。
もちろん、Xi契約の最新ガラケーでも国内通話かけ放題や国内通話5分以内無料のオプションは用意されています。(ファミリー割引の人への通話無料は変わりません。)
ドコモケータイの基本料金(ケータイプラン)
- 基本料金:1,320円
- 利用可能データ:100MB
この「ケータイプラン」には、パケット料金も含まれているので、メールやインターネットを使用しても料金は加算されません。ただし、データ通信量が100MBを超えると速度制限がかかります。
音声オプション
- かけ放題オプション:1,870円
- 5分通話無料オプション:770円
ガラケー用の新料金プラン「ケータイプラン」には、家族以外の通話料金は22円/30秒です。もし、通話が多い人は基本料金1,320円のほかに、音声オプションを付けておきましょう。
これからもXi契約の「SPモードケータイ」は使える!
【安心】無理にスマホに機種変更することはない
Xi契約のドコモケータイは、「iモード」ではなく「SPモード」になります。しかし、SPモードに変わっても「メールアドレス」も同じ、「電話番号」も変わりません。基本的な使い方も一緒なので困ることもないでしょう。
二つ折りのパカパカケータイだけでなく、シニア向けの「らくらくホンF-01M」も販売されていますので、通話しか使っていない、緊急時のためだけに持っている、またスマートフォンを使いこなせる自信のない高齢者は、無理にスマートフォンにする必要もありません。
【2022年】Xi契約SPモードケータイ(ガラケー)
- arrows ケータイ ベーシック F-41C:14,850円(412円×36回)
- らくらくホンF-01M:38,016円(1,056円×36回)
月額料金の安い、FOMA提供終了後でも安心して使える「Xi契約のガラケー」に機種変更しましょう。
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
公式:auオンラインショップ