スマートフォンやタブレットは便利なモノで、ついついネット検索や動画、音楽の利用が増えていまいます。
そして、月末になるとデータ量が上限に達してしまい、①通信速度に制限が掛かっている人、②自動でパケットが追加されている人、または③手動でパケットを追加している人。
この3パターンに分かれます。
ちなみに、勝手にパケット料金が課金されていると疑問に思っているユーザーも少なくありません。店頭でも「月によって料金が高くなっているので、調べてほしい。」と、相談を受けるとスピードモードで数万円分も自動課金になっていることがあります。
そこで、今回は「スピードモード」と「1GB追加オプションの違い」について解説していきます。 勝手に料金が高くなる前にチェックしておきましょう。そして、スピードモードの契約がある人は早急に解約しておきましょう。
スピードモードと1GB追加オプションの違い
通常、契約しているパケットパックのデータ通信量(データSパックやMパック、シェアパック、ギガホやギガライトなどを超えれば、自動で速度制限が入り、正常にネット接続ができなくなります。
しかし、あくまで当月の利用が制限されるだけで、翌月になればデータ通信量はリセットされ、月初から契約しているデータ通信量まで快適に通信することができます。
ですが、使い方や料金プランによっては数日で速度制限が掛かってしまうこともあり、速度制限が掛かっている状態で何日も使用するのはストレスが溜まります。そのため、翌月までの対応策を考える必要がありますが、基本的に対処法は3種類です。
速度制限が掛かってしまった時の対処法
- 速度制限が掛かった状態で当月をやり過ごす。
- 予め契約してた「スピードモード」で高速通信を利用する。
- その都度「1GB追加オプション」で速度制限を解除し、高速通信を利用する。
上記のように自分に合った内容を選ぶことができます。
ちなみに、みなさんが「勝手に課金されている」「パケ死です」「知らないうちに追加のパケット料金の請求がきた」などと言っているのは、②のスピードモードが原因です。
「スピードモード」とは何か?
ドコモの人でギガホを使ってる人はマジで確認したほうがいい!!
ギガホ30GB1回でも通信量超えたことがある人は自動課金でスピードモード(1000円)契約させられてる。契約変更しないと毎月金を取られているドコモの罠。。— さいとう (@saitomikito) November 30, 2019
ドコモのスピードモードとかいう自動課金システムなんなんまじで死ね
— ふわらじつたや (@akekko61) August 27, 2019
なんか先月携帯代高くね?って思ったらドコモさんスピードモード勝手に課金されるの???知らんかったわwww
— ( ・⊝・ )🦈意識改革 (@___gin10) July 11, 2019
まずは、上記のように自動で課金されてしまう「スピードモード」についてです。
「スピードモード」とは、契約しているパケットデータ量が上限に達した場合、速度制限が掛からないように”あらかじめ”指定したパケット分だけ(1GB~無制限)を契約しておくことができる「オプション」のひとつです。
新しく機種を購入する際など、お店独自の割引をしてもらう条件のひとつとして、このスピードモードが含まれている場合がありますが、なかには「無制限」を契約させている場合もあるようです。しかし、何も知らない利用者としては、パケットが使い放題と認識してしまい、パケットを使い続けてしまうケースもでてきます。
しかし、あくまで1GB/1,100円の追加課金ですので、仮に「スピードモード 無制限」を契約していれば、パケット利用に制限はなく請求は青天井となります。
「スピードモード」は必要なのか?
「契約している料金プランでは毎回上限に達してしまう。」、「パケットの制限が入るたびに課金するのが面倒。」このような人には便利なオプションです。ですが、スピードモードは1GB~3GB程度にしておき、あくまで自分が支払える金額分だけの契約にしておくのが無難です。
中には、ギガホ(30GB/60GB)の人にもスピードモードが付いているケースがあり、とんでもない金額の請求がきてしまうこともあります。
必要に応じて制限解除ができる1GB追加オプション
どうも通信速度が遅いなぁって思ったら、ドコモのデータ通信量が3GBを超えてたらしい。あわてて1GB追加オプションを買い足した。 — アキヤマ@あつぎ (@akymatg) 2015, 1月 29
では、次に「1GB追加オプション」についてです。
「1GB追加オプション」とは、スピードモードと同じように契約しているパケットパックが上限に達した場合の速度制限の解除方法のひとつですが、スピードモードと大きく違う点は「スピードモード」は自動で解除、「1GB追加オプション」は手動で解除する点です。
速度制限を解除するための金額(1,100円/1GB)は変わりませんが、「スピードモード」は自動課金。「1GB追加オプション」は都度課金(手動)ということですね。
例えば、月末になって速度制限が掛かり、あと数日我慢していれば、翌月にリセットされるときなど、わざわざ速度制限を解除する必要はありません。
しかし、スピードモードであれば、自分の意志に反して、1GB/1,100円で追加されしまうこともありますが、1GB追加オプションは手動解除ですので勝手に追加される心配はありません。
スピードモード解約方法
- dメニュー ⇒ お客様サポート ⇒ オンライン手続き ⇒ ご契約内容の確認・変更 ⇒ スピードモード ⇒ 解約可能
1GB追加オプション申込(128kbps通信解除方法)
- dメニュー ⇒ お客様サポート ⇒ 料金確認の一覧を見る ⇒ 1GB追加オプション/128kbps通信解除申込 ⇒ ネットワーク暗証番号入力 ⇒ ログイン ⇒ 申込 ⇒ 申込
1GB追加オプションの場合、自分で請求をコントロールできるので携帯料金の節約にもなります。携帯料金を安く抑えたい方は、スピードモードではなく1GB追加オプションをオススメします。
また、ギガライトなどを契約している人は、使用しているデータ通信量に応じて、勝手にステップアップしてしまい、料金が上がってしまいます。それを防ぐためにも「ギガプラン上限設定オプション」を設定し、自分が使いたいデータ量で止まるようにしておきましょう。
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
公式:auオンラインショップ