先日、ドコモから他社に乗り換えた人から相談を受けました。
「9月にドコモから料金の安いワイモバイルに乗り換えましたが、今でも請求がきています。これは何の請求書でしょうか?きちんと手続きされずに、解約されないまま契約が残っているということはありますか?」とのことです。
このような相談は結構多くあります。また、1~2ヶ月では終わらず、数ヶ月続くこともあり、不安に思ってしまうのも無理はありません。
今回は、解約したのにもかかわらず、請求が止まらない人のための記事となっています。
当月利用分は翌月末の請求が最後?
ドコモの携帯料金は、当月使った利用分が翌月の5日前後に確定し、10日以降に請求書が発送されます。そして、支払いの期日は請求書が届いた月末です。例えば、3月に利用分は4月末までに支払うことになります。
今回の相談者は、9月に解約したのに12月も引き落としになると通知がきていたとのことです。上記のルールなら、9月分の利用料金(解約月)は10月末で終了になることになります。これでは、おかしいと思っても無理はないでしょう。
クレジットカード払いになっていると1ヶ月先に延びる。
ドコモの携帯料金をdカードで引き落とし(定期請求)になっている場合、さらに先延ばしになります。dカードは、毎月15日締めの翌月10日払いです。そのため、9月分の利用料金(解約月)は11月10日に引き落としとなります。
他にもある継続的に請求がくるもの。
最後の利用分の請求が終わっても続いてしまうものがあります。それは端末の「分割残金」です。携帯を解約しても、端末の分割が残っている場合、その支払いが終わるまでは毎月支払っていくことになります。
よくある事例では、2年縛りが終了となるタイミングで携帯を解約したはずなのに、端末の分割が残っていることで、何か月も支払いが続くことがあります。
例えば、auやSoftbankでは4年分割が主流なので購入から2年経過し、端末分割が終わっていると思って他社に乗り換えたのに、実はあと2年間も分割が残っていたなどの話はよく聞きます。
他にも、上記はauの請求タイミングですが、10月利用分が11月25日となっています。しかし、auでんきは9月利用分となっており、1ヶ月遅れですね。ということは、10月にau携帯とauでんき解約したとしても、auでんきの最終請求は12月(10月利用分)になってしまいます。
楽天モバイルから他社に乗り換えたとき(2019年2月が解約月の場合)
2019年2月利用(3月請求)
- 2月の定額料金(月額基本料、オプションサービス料)
- 1月の従量料金(通話料、付加サービスご利用料金)
2019年3月利用(4月請求) MNP転出の最終請求
- 2月の従量料金(通話料、付加サービスご利用料金)
2019年3月利用(4月請求) MNP転出の最終請求
- 2月の従量料金(通話料、付加サービスご利用料金)
上記のように、2月が解約月の場合でも4月請求になることがあります。しかも、クレジットカード払いだった場合、さらに1ヶ月先になることになります。
MNPや解約時は未払いに注意すること
他社に乗り換えたときや解約したときに、口座の残高不足による「料金滞納」をそのまま放置してしまうことがあります。
そして、何年かした後に再び乗り換えや同名義で新規契約をしようとしたとき、料金滞納(未納)による「携帯ブラック」で回線契約ができない事例が多発しています。そうなると、滞納分を全て支払わなければ新規契約もできず、乗り換えることもできません。
また、何年も経過していることで利息が発生し、多額の請求になっていることがあります。くれぐれも注意してください。
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