先日、ドコモショップで対応していたときに、家電量販店で「Lenovo(レノボ)」のタブレットはコスパが良くてオススメですよ!」と案内されたけど、ドコモのタブレットと比べてどうなのかと相談を受けました。
ドコモショップの店員であれば、ドコモのdTabやiPadをオススメするべきでしょうが、ここでは実際に触ってみた感想を書いていきます。
結論から言うと「コスパ最高!」です。しかし、この程度なら文句なし・限定的な使用方法ならオススメ・本体価格による。個人的にはこの3つが判断基準になるのではと思います。これから、タブレットを購入しようと検討している人は、ぜひ「Lenovo」のAndroidタブレットも視野に入れておきましょう。
なぜ人気?「Lenovo」のAndroidタブレット!
「Lenovo(レノボ)」は、中国にある会社で主にパソコンの(ThinkPad)なんて有名ですね。
そして、Androidタブレットはいくつかのシリーズに分かれていますが、初心者が初めてのタブレットとして選ぶのは、「Tab P シリーズ」と「Tab M シリーズ」のどちらかでしょう。そして、その中でもWi-FiモデルとLTE搭載モデルの2種類があります。
- Tab P シリーズ→性能を優先
- Tab M シリーズ→価格を優先
そして、その中でもWi-FiモデルとLTE搭載モデルの2種類があります。
- Wi-Fiモデル→Wi-Fi環境のみ通信が可能。
- LTE搭載モデル→SIMカードを装着することでWi-Fi環境がなくても通信が可能。
例えば、自宅にWi-Fi環境があり、外に持ち出して使用することがない場合は、Wi-Fiモデルでも問題ありません。しかし、Wi-Fi環境がない人、外でインターネット検索する、YouTubeなどの動画を視聴する場合はLTE搭載モデルを選びましょう(別途SIMカードを装着する場合、通信契約が必要になります)。
スマートフォンやiPhoneを使っている人なら「テザリング」や「インターネット共有」の機能を使うことで、Wi-Fi環境がなくてもインターネット接続が可能です。
「Tab P シリーズ」はゲームアプリも楽しめる!
「Tab P シリーズ」の代表的なタブレットは、2022年1月25日発表の「Lenovo Tab P12 Pro(115,966円)」、そして2020年11月04日発表の「Lenovo Tab P11 Pro(59,860円)」となります。ちなみに、どちらもWi-Fiモデルのみとなっており、LTE搭載モデルはありません。※価格は公式サイトのクーポン適用時
P12 Pro | P11 Pro | |
サイズ | 285.6×184.5×5.6mm | 264.28×171.4×5.8mm |
ディスプレイ | 12.6インチ | 11.5インチ |
質量 | 565g | 485g |
CPU | Snapdragon 870 | Snapdragon 730G |
RAM/ROM | 8GB/256GB | 6GB/128GB |
ワンセグ/フルセグ | -/- | -/- |
スペックだけで言えば、圧倒的にP12 Proが上ですが、本体価格も約2倍となっております。しかし、P12 Proには、タッチペン、キーボード&カバーが同梱されていますので、パソコンのような使い方をしたい人には「P12 Pro」が良いでしょう。
選択基準は、ゲームアプリを使用するかどうか。そして、パソコンと同等の使い方をしたいかどうか。
例えば、動画を楽しむ、インターネット検索する、電子書籍を読むなどの負荷の少ないものであれば「Tab M シリーズ」でも問題ありません。しかし、子供用のタブレットで、知育アプリやゲームアプリを使わせるつもりであれば、「Lenovo Tab P11 Pro(59,860円)」で全く問題ないでしょう。
もし、仕事でノートパソコン等を使っている人なら「Lenovo Tab P12 Pro」がオススメです。ExcelやWord、資料作り、その場で作成する見積もりなど、ストレスフリーです。そして、出先でネット接続が必要になら、スマートフォンを使った「テザリング」やモバイルWi-Fiルーターを用意しましょう。
ストレスフリーで操作性は抜群!映像も綺麗で4つのスピーカーは音も迫力あります。映画やゲームアプリ、仕事でも使いたい人にはオススメです。
公式サイト:レノボ・タブレット
「Tab M シリーズ」は手軽に楽しめる!
「Tab M シリーズ」は初めてのタブレットとしては最適です。理由は何と言っても本体価格。直販モデルでは8インチのコンパクトサイズ「Lenovo Tab M8(24,077円)」、10インチの「Lenovo Tab M10 FHD Plus(35,257円)」となります。※価格は公式サイトのクーポン適用時
しかも、「Lenovo Tab M10 FHD Plus」はLTE搭載モデルもあり、SIMカードを装着することでWi-Fi環境がなくても通信が可能です。
M8 | M10 FHD Plus | |
サイズ | 198.2×122.6×8.15mm | 244.2×153.3×8.15mm |
ディスプレイ | 8インチ | 10.3インチ |
質量 | 305g | 460g |
CPU | Helio P22 | Helio P22 |
RAM/ROM | 4GB/64GB | 4GB/64GB |
ワンセグ/フルセグ | -/- | -/- |
スペックはPシリーズに比べて劣りますが、インターネット検索、YouTube、電子書籍などの使い方なら特に問題ありません。しかし、ゲームアプリは期待できませんので、フリーズ、動作がもたつく、アプリが強制終了するなどの問題が発生するかもしれません。
もし、ゲームアプリを楽しみたいなら「Tab P シリーズ」にしておきましょう。
操作性はサクサクとは言えませんが、何と言っても本体価格の安さが魅力です。ちょっとしたネット検索や動画視聴なら全く問題ありません。
孫や両親にプレゼントに最適!
「Tab M シリーズ」は、初めてのタブレットとしてプレゼントしてもいいでしょう。自宅にWi-Fi環境があるなら、Wi-Fiモデルで十分です。しかも、2~3万円程度で購入できるので、仮に使いこなせなかった?としても、買って失敗だった?としても、負担が少なくて済みます。
ちなみに、我が家では家族で出かける時にタブレットを持っていきますが、私のスマートフォンで「テザリング」を使い、タブレットの通信を可能にして遊ばせています。
また、私の親はドコモのガラケーと格安タブレットを使っていますが、スマホでは画面が小さくて見づらいと言っていましたが、タブレットなら画面が大きくて見えると言っています。
ドコモのタブレットやiPadも確かにいいでしょう。しかし、2~3万円でそれなりに使用できる「Lenovo(レノボ)」のAndroidタブレットはオススメできる端末ですね。
公式サイト:レノボ・タブレット