格安SIM(MVNO)の中でも最安値の「DMM mobile」を試してみたのでレビューです。
前回の記事では、高額なスマホ料金を劇的に安くする方法として格安SIMを使うことを推奨していますが、出来るだけ費用を抑えてスマホやタブレットを維持するために「格安SIM(MVNO)」もぜひ検討材料のひとつになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
とにかく維持費を抑えたいなら「DMM mobile」がオススメ・・・
「DMM mobile」では、契約した通信量を一人で使用できる「シングルコース」と家族で分け合う「シェアコース」があります。
また、「シェアコース」では、最大3枚のSIMで通信量を誰とでも分け合えます。これは、ドコモのシェアパックと同じ考え方ですが、家族以外でも分け合うことができ、料金をかなり抑えることができます。注意点として、データ通信量や毎月の請求は一括となります。SIMごとに設定することはできません。
データSIMプランは、SMS機能は付いていませんので、別途SMSオプション(150円/月)が必要になります。
さらに余ったデータ量は翌月まで繰り越しが可能ですので、余すことなく使い切ることができます。また、契約した通信量を使い切った場合、追加で買い足すことができます。
ドコモの回線を利用してるから通信環境も安心・・・
OMG docomo microSIM card 😀 / kalleboo
格安SIM(MVNO)であっても、ドコモの通信設備を利用していますので、エリア・速度など一番重要な箇所は全く問題ありません。私も個人的に2ヶ月ほど使用していますが、遅くて不便、繋がらなくて不便ということはありません。
ちなみに、回線自体はドコモですが、「~@docomo.ne.jp」などのキャリアメールは利用できませんので、メールアドレスはGmailやYahooメールを使うことになります。
通話が必要な方でも、データ通信のみの契約でもLINEや通話アプリを利用することで、「発信・着信」が可能になります。
通話が多くても安心。月額850円で5分かけ放題も追加できる・・・
通常、通話プランの料金は「22円/30秒」となりますが、通話が多い人向けの追加オプション「5分かけ放題(月額850円)」が用意されています。
こちらは、5分以内の国内通話なら回数無制限でかけ放題になり、5分を超えた分の通話料も「22円/30秒」の通話料が半額の「10円/30秒」で通話ができます。
どうしても、データ通信での通話になると、通話途切れや遅れが発生し、通話が多い人だと不便です。しかし、通話SIMの契約であれば、通常の080や090での通話が可能になり、通話途切れの心配はありません。
ドコモ製品ならSIMロック解除も不要。au、ソフトバンクは動作確認なし・・・
「DMM mobile」は、ドコモの通信設備を利用しているため、基本的にはドコモ製品は「SIMロック解除」をしていない端末でもそのまま使用できます。
ただし、ドコモ製品であっても動作確認できていない端末もあるため、契約する前に下記リンクで確認しておく必要あります。ちなみに現時点で動作確認できていない端末でも、今後、対応してくる可能性はあります。
また、auやソフトバンクの端末は動作確認がされておらず、契約しても使用できない可能性がありますので注意してください。「DMM mobile」を利用したい場合は、ドコモ製品かSIMフリー端末を用意したほうがよさそうです。
データSIMなら解約金不要。通話SIMでも最低利用期間は1年だけ・・・
格安SIM(MVNO)の最大のメリットは気軽に試してダメならすぐに解約できることです。
データ通信のみ「データSIMカード」であれば、いつ解約しても解約金は掛かりません。まずは「データSIMプラン」で試してみて使用感に問題がないと実感できたら、「通話SIMカード」に変更してみることをオススメします。
解約金(最低利用期間)がある場合
- 解約(SIMカード削除)
- MNP転出
- データSIMカードへの変更
「通話SIMカード」であっても、最低利用期間は1年間となり、その後は自動更新もなく、いつでも解約可能になりますので、とりあえず試すことも可能です。「DMM mobile」の特徴は安さ。これだけでも十分試す価値はありますね。