今日は、Androidスマートフォンの必需品でもある「microSDカード」についての記事になっています。
スマートフォンを使っていると、フリーズして操作ができなくなる、突然電源が落ちる、充電ができなくなる、電話帳や写真、動画などのデータが消えてしまうなど、さまざまな不具合が起こります。
不具合や故障の主な原因はスマートフォンにありますが、実は「microSDカード」が原因になっていることもあります。
スマホデビューしたときに、ガラケーで使っていたSDカードをスマートフォンでも使っている、新しいスマートフォンに機種変更するたびに、同じSDカードを使いまわしている、画像データを頻繁にコピー&削除を繰り返しているなど。こんなことが当てはなる人は注意してください。
ぜひ、この機会に確認してみましょう。
【事例】SDカードが原因で起こる不具合や故障
まずは「microSDカード」が原因で起きた不具合や故障の事例を紹介します。
「microSDカード」が原因で起きる不具合
- 電源が入らない
- 充電ができない
- 物理ボタンが効かない
- フリーズや再起動が起こる
- インストールしていたアプリが消える
- アプリ(カメラやギャラリー系)が起動しない
- エラーメッセージが頻繁に表示される
- 写真や動画などの保存されていたデータが消える
- メール作成時、絵文字やデコメが使えなくなる
- 電源を入れてから立ち上がり(起動)が遅い
- 文字入力が正常にできない
- タッチパネルが効かない
過去に、私が相談を受けただけでもこれだけの事例がありますが、どれもAndroidスマートフォンを使っていれば、一度は経験する不具合(故障)ですよね。
このように、さまざまな不具合に関わっている「microSDカード」ですが、主にSDカードの寿命や劣化、保存されているデータ自体の破損。または本体との接触不良が原因だと考えられます。
SDカードは一時的なデータの保管場所
そして、多くのスマホユーザーが「SDカードに保存しておけば、電話帳や写真、動画、音楽などのデータは守られる」と思っています。しかし、SDカードを大切なデータを長期的に守るために使っているという人は注意してください。
「microSDカード」にも寿命があり、一般的に10年間程度と言われています。しかし、保管状態が悪ければさらに短くなることもありますし、製品のレベルが低ければ、そこまで長期間データを保持しておけないでしょう。
さらにSDカードへの書き込み回数にも上限が決まっており、その上限に到達した時点でデータが消え始めたり、本体に認識されなくなります。
SDカード以外にもデータバックアップしておくこと
「何年も前から(ガラケー時代)からずっと同じSDカードを使っていて、子供の成長記録として残している。」これはとても素晴らしいことだと思います。
ですが、正常に表示されているうちに、「Google フォト」やドコモの「dフォト」などのクラウド上など、本体やSDカード以外にもバックアップ(コピー)しておきましょう。どちらも無料で利用できます。
機種変更するたびに古い端末に保存している写真や動画をSDカードにバックアップし、新しい機種で復元するのもいいですが、インターネット上(クラウド管理)に保存しておくことで、それらの手間を省くこともできます。
こんな症状が起きたらSDカードの買い替え時
SDカードの買い替えるタイミング
- SDカード内のデータが消えてしまった。
- ギャラリーにある画像が灰色(グレーアウト)に表示されている。
- SDカードに移したアプリが消えた、起動しなくなった。
- 「認識されません。SDカードが破損しています。」などのエラーメッセージが表示される。
上記のような症状が起きたら、SDカードの劣化が進んでいます。SDカードが壊れる前兆と思っておくと分かりやすいかもしれません。
SDカードは、品質によってSDカード内のデータ読み込みに時間が掛かり、結果的に画像が表示されるまでの時間が掛かったり、フリーズや再起動に繋がる場合もあります。ちなみに、新しい「microSDカード」に変えても同じ症状が出るようであれば、本体の異常も考えられます(故障)。
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