2014年5月14日がドコモ夏モデル新商品、サービスの発表会となっていますが、その中からすでに注目されている新たなサービスのひとつに「VoLTE(ボルテ)」があります。
以前にもソフトバンクから「VoLTE(ボルテ)」が・・・。みたいことも言われていましたが、結局実現されずに終わってしまいましたね。
今回のドコモの発表では実現可能と言われているようですので、今日は「VoLTE(ボルテ)」って何?を記事にしたいと思います。
6月より提供開始予定。ドコモの通話サービスVoLTE(ボルテ)・・・
3D Social Networking / StockMonkeys.com
NTTドコモの加藤薫社長は17日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、高速データ通信「LTE」でIP(インターネット・プロトコル)技術を使った音声通話サービス「ボイス・オーバーLTE(ボルテ)」を6月から始めることを明らかにした。
5月中旬に発表する夏モデルの主要スマートフォン(高機能携帯電話)は、ほぼ全機種をボルテ対応とする。ボルテ向けの特別な料金体系は導入せず、6月1日に始める新料金プランを適用する。
「VoLTE(ボルテ)」とは、(Voice over LTE)の略で、音声をデジタル化し、そのデータをLTEネットワークを使って伝達することで音声通話を実現させています。
今までは、Xi対応機種であっても「ネット通信はLTE、通話は3Gと分かれていました」が、通話データがLTEで提供できるようになることで、設備負担も軽減されるようです。
VoLTE(ボルテ)が提供されることによって・・・
VoLTE(ボルテ)が提供されることによって、さまざまなメリット、デメリットがありますが3G通話よりも優れた点が多いです。
【VoLTE(ボルテ)のメリット】
- 音声品質が向上し3G通話よりもクリアになる
- 相手に繋がるまでの呼び出し時間が短縮される
- 設備コストが下がることで通話料金が安くなる
- ビデオコールが利用できる
【VoLTE(ボルテ)のデメリット】
- VoLTE対応機種のみ利用可能
- LTEエリア外では利用不可
また、車や電車での移動中にLTEから3Gに切り替わることで、通話途切れが発生することも考えれらます。ですが、こちらに関してはSkypeやLINE電話のような”会話が成立しなくなるほどの通話途切れ”ではないので、全く問題ないと思われます。
今までの通話よりもさらにクリアな音声になる・・・・
VoLTEは従来の通話(3G)よりも、より高音質な通話が可能になります。
個人的には、今でも十分クリアに通話ができているので、特に気にしたことはありませんが、今までよりもハッキリした声が聞こえるようになるのは嬉しいですね。
相手の顔を見ながら通話ができる・・・・
VoLTEでは、高速通信での通話が可能となることで、お互いの顔を見ながら通話(ビデオコール)が利用できます。
ビデオコールは結構人気の機能で、おじいちゃん、おばあちゃんがお孫さんの顔を見ながら電話ができるようになるということで、今でもスカイプやLINE電話を使用している方も多いです。
これが通常の音声通話で可能になれば、より快適に大切な人の顔を見ながら会話ができるということですね。
この他にも、通話中であってもLTEで接続されていますので、「ネット検索やマップ」などのアプリも快適に使用することができます。いろいろな資料をチェックしながら通話ができれば、仕事の電話などにも利用することができますね。
ドコモホームページ:VoLTE(ボルテ)