2017年11月17日発売。
前回、Xperiaシリーズ中から「Xperia XZ1 SO-01K」のレビューでしたが、今回は「Xperia XZ1 Compact SO-02K」を紹介していきます。
現在、ドコモで発売されているコンパクトサイズのスマホと言えば、もうこのXperia Compactシリーズのみとなっており、持ち運び重視の人には特に人気です。
しかも、小さくても基本性能は「Xperia XZ1 SO-01K」とほぼ同じです。スペック重視の人でも満足できる機種となっています。
小さくてもハイスペックなスマートフォン
【基本スペック】
- サイズ(H×W×T):129×65×9.3mm
- ディスプレイ:4.6インチ
- 質量:143g
- カメラ(アウト/イン):1920万画素/800万画素
- メモリ(ROM/RAM):32GB/4GB
- CPU:Qualcomm MSM8998 2.45 GHz+1.9 GHz(オクタコア)
- 連続待受時間(3G/LTE):460時間/430時間
- VoLTE:対応
- PREMIUM 4GTM:対応
- ワンセグ/フルセグ:対応/非対応
- 充電器:ACアダプタ06(USB Type-C)
- 防水/防塵:対応/対応
- ハイレゾ:対応
- 赤外線:非対応
- おサイフケータイ:対応
カラーは、White Silver、Black、Horizon Blue、Twilight Pinkの4色です。
同時期に発売されている「Xperia XZ1 SO-01K」との違いは、サイズ、インカメラ1320⇒800万画素、RAM64⇒32GB、フルセグ非対応です。しかし、CPUは同じ、RAM4GBも同じですので、処理性能は変わりません。
基本的な性能はほとんど同じですので、判断材料としては「サイズ感」が決め手になると思います。
メインカメラは「Xperia XZ1 SO-01K」と同じ
メインカメラは「Xperia XZ1 SO-01K」と同じで約1920万画素のMotion Eyeカメラでカメラキーの長押し起動から撮影まで最速約0.6秒で撮影が可能です。
また「先読み撮影」に、笑顔検知が新たに追加され、被写体の動きや笑顔を検知すると、自動で画像を一時保存されます。瞬間に見せる笑顔にも対応でき、うれしい機能のひとつです。
インカメラは、約800万画素で「Xperia XZ1 SO-01K」よりも劣りますが、画面がフラッシュになる「ディスプレイフラッシュ」に対応。また、フロントカメラに手のひらを向けるだけで、自動でシャッターを切れるのは変わりません。
新機能「3Dクリエーター」も対応しています。人の顔や物などを3Dで撮影し、撮った3Dは、アニメーションとしてメッセージを送ったり、アバターにしてARで遊べたり、3Dプリントサービスを使えばオリジナルなフィギュアを作ることができます。
コンパクトスマホでも大迫力のサウンド
サイズはコンパクトでも、やっぱりソニー、音にはこだわっています。
フロントスピーカーは「peria X Compact SO-02J」と比べて音量が約50%アップしています。また、バーチャルサラウンド技術S-Force フロントサラウンドにより、立体的で迫力ある音を再現してくれます。動画を見るには小さくて不便ですが、音楽を良く聞く人にはかなりオススメですね。
また、CDなどから取り込んだ音源をハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングできる独自技術が搭載されています。こちらも「Xperia XZ1 SO-01K」と同様の機能です。
高負荷アプリもサクサク操作が可能
CPUは、「Qualcomm MSM8998」となっており、「Xperia XZ1 SO-01K」や「Xperia XZ Premium SO-04J」と同じです。
RAMも4GBとマルチタスクでの操作もらくらくで、処理性能はかなり高いです。
また、Xperiaには自動でストレージや内蔵メモリを最適化してくれる「スマートクリーナー」が搭載されていますので、わざわざキャッシュ消去やタスク管理のアプリをインストールする必要はありません。
「スマートクリーナー」設定方法
- 本体のアプリ一覧から「設定」アイコンをタップ ⇒ 「ストレージとメモリ」をタップ ⇒ 「スマートクリーナー」をオンにする。
また、上記の「ストレージとメモリ」の画面から「タップして詳細を表示」をタップ ⇒ 「キャッシュデータ」をタップすると、すべてのアプリのキャッシュデータを削除することができます。
フリーズ・電源が入らないときの対処法
フリーズしたり、電源が入らない、切れなくなったりした場合は、「強制再起動」が有効です。
電源ボタンと音量キーの上を同時に約8秒間押し、連続して3回振動した後に指を離すと本端末の電源を強制的に切ることができます。その後、電源ボタンを長押しし起動してください。
ちなみに、電源ボタンを押した際に、通知LEDが赤色で数回点滅する場合は電池残量が足りていない可能性があります。その場合、一度充電をしてから再度実施してください。
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