2015年6月10日発売。
今回は、Xperiaシリーズのハイスペックモデル「XperiaTM Z4 SO-03G」のレビューとなっています。こちらの機種は同じ夏モデルでも「SO-04G」と違って、かなりグレードアップしています。
2015年ドコモの夏モデルの中でも注目の1台となっています。
やっぱりハイスペック。Xperia Zの2~3倍の処理能力・・・
【基本スペック】
- サイズ(H×W×T):146×72×6.9mm
- ディスプレイ:5.2インチ
- 質量:144g
- カメラ(アウト/イン):2070万画素/510万画素
- メモリ(ROM/RAM):32GB/3GB
- CPU:2.0GHz(Quad)+1.5GHz(Quad)(Octa Core)
- 連続待受時間(3G/LTE):470時間/480時間
- VoLTE:対応
- PREMIUM 4GTM:対応
- 急速充電2:対応
- 防水・防塵:対応
- ハイレゾ:対応
大きくグレードアップしたのが、やはり64bitオクタコアのCPUです。
実際に操作をしてみると、かなりサクサク操作ができ、同時に複数のアプリを起動してもフリーズすることはありません。メモリ消費の多いゲームアプリでも、カクカクすることなくスムーズに動かすことができます。
また、PREMIUM 4Gにも対応していますので、受信時最大速度約225Mbpsにも対応しています。こちらは同じ夏モデルでも「SO-04G」は対応していません。
さらに薄く、キャップレスはGOOD。よりスッキリしたデザインに・・・
前機種Z3 SO-01Gでも、薄くて持ちやすい・滑らかなサイドフレームが特徴的でしたが、Z4 SO-03Gではさらに薄くなり、持ちやすくなっています。
ちなみにサイドフレームの素材が変わりましたが、こちらは「安っぽい、オモチャみたい、Z3のほうが良かった・・・。」など、あまり評判が良くないようです。
個人的にも、ちょっと微妙な気がします・・・。
今までのXperiaシリーズでは、USB端子からの充電だと、わざわざコネクタキャップを外す必要があったため面倒でした。しかも、どうしても開閉が多くなるためキャップが緩み、防水性も悪くなることがありました。
「Xperia Z4 SO-03G」では、このUSB端子部のコネクタキャップがなくなり、直接充電するのも簡単になりました。もちろん、防水性も問題ありません。
キャップレスでも、水分や異物が付着した状態で充電してしまうと、ショートしてしまい充電不良になることがあります。
http://docosma.com/news/post-433
SIMカードとSDカードを収納するトレイも、ひとつにまとめらスッキリしています。
ですが、SDカードを入れ替えるたびにSIMカードも脱着されてしまうので、結果的に電源が再起動されてしまい、ちょっと不便になってしまいました。
ですが、これを不便に感じるのは抜き差しを頻繁にするショップ店員くらいですので、一般の方には全く問題になりませんね。
メディア関係に強いソニーのXperiaシリーズ・・・
今回もカメラ機能がグレードアップしています。
最近の傾向では、自分撮りが流行っていることもあり、インカメラには力を入れているメーカーが多いようです。今回の「Xperia Z4 SO-03G」も、広角レンズになり背景まで写せるくらいに広がりました。
さらに、セルフタイマー機能の秒数の選択パターンが増え、0.5秒、2秒、10秒とタイマーの設定変更が可能です。
ちなみに、前機種では「4K動画撮影中に本体が熱くなり過ぎて、強制終了となってしまう事象」が発生していましたが、この部分が改善されているかは不明です。どうしても、4K動画ではメモリ消費が激しくなってしまい、熱くなってしまうのは避けられない事象ですが・・・。
どちらにしても、今回の夏モデルでは「確実に売れる機種」であることに間違いありません。
しかも、ドコモ「Xperia™ Z4 SO-03G」を期間中に予約・購入し、専用サイトからエントリーすると、抽選で3,000名様に日本未発売本革バンド使用の「SmartWatch 3」が当たるキャンペーンが実施されていますので、こちらも確認したほうがいいですね。
http://docosma.com/kosyou-huguai/post-5478
SONY:Xperia Z4 SO-03G