Yesterdays news / (Mick Baker)rooster
本日は嬉しいニュースをシェアしたいと思います。
大手キャリアが「2年縛り(定期契約)」の見直しを検討しているとのことで、解約や他社への乗り換え時に重要な更新月(解約月)の期間が延長される可能性が出てきました。
これにより、更新月(解約月)を逃してしまい、また2年待たなければ解約できなくなってしまうような不都合も少なくなるかもしれません。
2年契約で解約金が掛からないのは1ヶ月間だけ・・・
NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクモバイルの携帯大手3社は20日、契約から2年後に無料で契約を解除できる期間を、これまでの1か月から2か月に延長することを、総務省の有識者会議で明らかにした。
読売新聞:携帯「2年縛り」解約期間、延長へ…大手3社
ドコモでは2年間の契約を約束することで、基本料金が通常よりも割安になる契約があります。
ただし、この2年契約は自動で更新され、更新月(解約月)以外での解約や他社への乗り換えになると解約金が必要となります。(これが俗にいう2年縛りです)
ちなみに「2年縛り」のない契約では、FOMAの「ベーシックプラン」がこれに該当します。FOMA対応の機種をショップに持ち込んで、回線契約だけしている場合などがベーシックプランになります。(タイプSSやタイプMなど)
また、Xi契約では「タイプXi」などがありましたが、すでに新規受付は終了していますので、これからXi契約で2年縛りのないプランを希望される場合は、新料金プランの「カケホーダイ(定期契約なし)」のみとなります。
「2年縛り対象の割引契約」
- ひとりでも割50
- ファミ割MAX50
- 定額データ スタンダード割2
- Xiにねん
- Xiデータプランフラットにねん
- カケホーダイ(定期契約あり)
※赤字に関しては、すでに新規受付が終了となっています。
ドコモで契約しているほとんどの方が、すでに上記の割引契約(2年縛り)をしており、更新月(解約月)以外での「解約」もしくは「他社に乗り換え(MNP)」をしてしまうと、解約金が10,450円が掛かってしまいます。
過去にも問題になっていたのは、この更新月(解約月)が分かりづらく、また新規契約や機種変更時などにしか説明されませんので、この内容を忘れてしまっていることも多く、解約金が発生してしまうケースが多かったようです。
仮に解約金が支払えない場合は、また2年間継続利用(寝かせ)をしなければならず、解約も出来ず無駄に基本料金を支払い続けている方もいます。
更新月(解約月)が2ヶ月間に延長。さらにメールで事前にお知らせ・・・
記事によると、更新月(解約月)が2ヶ月に延長され、さらに事前にメールでもお知らせが入るように検討されているようです。
今までは事前にお知らせもなく、自分から確認しないと期間が分からない仕組みになっていました。しかも、自分が2年縛りの対象になっていることも知らず、解約やMNPの手続きをするときになってから初めて定期契約があることを知るのがほとんどです。
ですが、これからは事前にお知らせがくるようになり、また更新月が2ヶ月に延長になることでそういった問題も減ってくるのではないでしょうか。
今後、「SIMロック解除」が義務付けられ、各キャリアとしては何としてもでも他社への流出を防ぎたいところですが、このような改変は良いことだと思いますね。
http://docosma.com/procedure/post-3669