Project 365 #103: 130411 The Heat Is On / comedy_nose
今日はニュース記事からのまとめです。
国民生活センターは20日、スマートフォン(スマホ)の発熱や充電部の焼損に関する相談が急増し、2009年4月~13年12月に計1032件に上ったと公表した。やけどを負ったケースが75件あるほか、布団が焦げた報告もあり「取り扱いに十分注意し、熱いと感じたら肌への長時間の密着は避けて」と呼び掛けている。
国民生活センターの実験では、充電用端子が破損したり、異物が混入したりしてショートしたような状態で充電すると、端子周辺の温度は100度以上に上昇した。アプリやテレビ電話の約10分間の使用で、本体の温度が58度に上がった例もあった。
スマホは普通に使用しても熱くなる・・・
「携帯が熱くなり過ぎて持っていられない」「ゲームをしてるだけで何でこんなに熱くなるの?」「熱くて通話してられない」など、このような相談事例はドコモショップでも非常に多いです。最近の機種では少なくなってきましたが、それでも充電しながらアプリを起動してると熱くなるのは変わりません。
さらに端末が熱くなり過ぎるとアプリが強制終了したり、電源が落ちたりするので、「使い物にならない」とクレームになるケースもあります。たしかに通話もできないとなると最低限の機能が使えないので、お客さまが怒るのも当然ですね。
熱くなる原因はスマホの処理能力にある・・・
国民生活センターでの調査の結果、「ゲームアプリやテレビ電話の使用によって、内部回路のCPUなどへの負荷が増大したことによって発熱したものと考えられました。」と発表しています。これは起動させているアプリを処理しきれていない状態にあるからです。こういった状態を少しでも減らすために、タスクの管理やキャッシュ消去があります。
携帯が焼け焦げてしまう原因は何か・・・
また、相談内容の中には「スマートフォンを充電していたところ、スマートフォンと充電器の接続部分が焦げた。」という事例もあるそうです。私も何件か相談を受けたことがありますが、本体の充電コネクタ部分とACアダプタの端子が焦げていたり、リアカバーを外したら内部が焦げていたこともあります。
国民生活センターの調査の結果、「本体及び充電器の機能が正常であったことから、充電の際、充電端子の接続部がショートに近い状態となって発熱し、この熱により周囲の損傷に至ったものと考えられました。」と、あります。
ちなみにショートする原因は、水分や異物によるものがほとんどのようです。
仮に防水携帯であっても、端子が濡れている状態で、充電をしてしまえばショートしてしまいます。
また、ホコリなどのゴミもショートさせる原因になるようです。原因次第では有償修理やケータイ補償お届けサービスになりますので、取扱いにはくれぐれもお気を付ください。ただし、全ての原因が使用者にあるとは限りませんので、気になるようであれば「預かり診断」に出し、原因を究明するのもひとつの方法です。
http://docosma.com/kosyou-huguai/post-509
http://docosma.com/news/post-4307