ドコモが2015年9月1日より割引条件が改正となりました。今回は新規契約やMNPによる大量契約をしていた人にとっては重大事件です。
ドコモの割引には、月々サポート割やダイレクト割などがあり、高額な端末代金であっても負担が少なく購入できるようになっています。中でも、新規契約やMNP(他社からの乗りかえ)には、高額な割引施策が用意されていますが、この適用条件が変更となりましたのでシェアしたいと思います。
金銭目的の大量MNPには割引適用なし
割引適用条件の変更に関するお知らせ
携帯電話機購入時の割引適用条件の一部を変更いたします。
従来は割引適用回数に上限を設けておりませんでしたが、適用回数に上限を設け、割引適用回数が当社の定める一定基準を超えた際は、割引適用の対象外とさせていただきます。
適用回数に上限を設ける主な割引
- 月々サポート および 月々サポートを増額するキャンペーン
- 家族まとめて割
- のりかえボーナス
- 端末購入サポート 等
※新規契約、他社からの番号ポータビリティ(MNP)によるお乗りかえ時の、携帯電話機購入時の各種割引を対象とします。
上記によると、「適用回数に上限~」とありますが、簡単に言うと使用目的と考えにくい回線数の契約には割引が適用されず、端末価格での購入のみとなるようです。
MNPでiPhone 6(16GB)を購入した場合
- 端末価格:84,240円
- 端末購入サポート:-22,680円
- のりかえボーナス:-10,800円
- 月々サポート:-2,565円×24ヶ月
また、今なら「家族でまとめて割」を適用させることで、さらに割引になりますが、今回の改正にある「適用回数に上限~」と見なされた場合は、割引サービスが全て適用されずに端末購入をすることになります。
これだと、かなりの負担増になりますね。
割引施策の適用回数の上限は何回から?
では、「回数の上限は何回からなのか?」と、疑問に思う人も多いと思いますが、この部分に関しての明確な記載はありません。ですが、普通に考えての上限となりますので、ほとんどの人は該当しないと思われます。
おそらく、MNP(他社乗りかえ)によるお金稼ぎ(キャッシュバック、商品券、端末転売)を目的にしている人達(MNP長者)に対する対応策となっていますので、大量に新規契約やMNPをしない限りは気にしなくてもいいかと・・・。
今月には、新作iPhoneが発売されるような噂もありますので、この割引適用条件の改正も合わせてきたのかもしれませんね。