本日は読者さんの質問にお答えしたいと思います。
「子供がLINEを使いたいと言っているんですが、まだ携帯を持っていません。通話とLINEだけが使えればいいのですが、今では、ガラケーやガラホでもLINEが使えると聞いています。そこで質問ですが、スマホとガラケーとガラホではどれがオススメですか?」
これは意外と多い質問ですね。
パケット通信を使うならどれも料金は変わらない
「LINE」が使えればどんな携帯でも良いということですが、まずは料金から解説していきます。
LINEを使うと「パケット通信料」が発生します。これは、メール(SMSは除く)やインターネット(iモード)も同じです。そして、この通信料は使った分だけ発生していきますが、通常であればパケホーダイ(データパック)を契約していますので、上限が決まっています。
「LINEだけ使えれば・・・」ということですが、ガラケー(ガラホ)でもLINEを使えば確実にパケット通信量は上限に達することになりますので、その金額を考えるとスマホもガラケー(ガラホ)もあまり変わらなくなります。
スマホ料金:カケホーダイプラン
- 基本料金:2,970円
- パケット通信:3,850円
- SPモード:330円
- 合計:7,150円
ガラケー(ガラホ)料金:バリュープラン
- 基本料金:1,027円(2,420円)
- パケット通信:409円~4,620円(3,850円)
- iモード:330円
- 合計:5,977円(6,600円)
上記では、スマホは通話し放題、パケット通信量は2GBまでの上限あり、ガラケー(ガラホ)は通話が1,100円分の無料通話のみ、パケットは上限なしとなっています。
※ガラケー(ガラホ)の(カッコ)の料金はカケホーダイプランとなっています。
個人で通話をしないなら、ガラケー(ガラホ)のほうが安く維持することができますね。
しかし、カケホーダイプランの場合、26歳までの割引-550円(U25応援割)や長期ユーザーへの割引(ずっとドコモ割)があるため、契約状況によってはバリュープランより安くなる場合もあります。
スマホ料金:カケホーダイライトプラン
- 基本料金:1,870円
- シェアオプション:550円
- SPモード:330円
- 合計:2,750円
ガラケー(ガラホ)料金:カケホーダイプラン
- 基本料金:2,420円
- シェアオプション:550円
- SPモード:330円
- 合計:3,300円
また、家族で分け合うシェアパックなら、スマホは月々1,870円で5分間の通話し放題になるカケホーダイライトが適用できますが、ガラケー(ガラホ)では、2,420円の時間制限なしのカケホーダイしか適用できません。
家族で分け合うプランなら、スマホのほうが安く維持できるようになります。
数百円の違いでも使いやすさはスマホのほうが良い
毎月の金額だけならガラケー(ガラホ)のほうが数百円程度安くなりますが、使い勝手はやはりスマホのほうが良いです。
ガラケー(ガラホ)でもLINEは使えますが、文字入力がしづらく、画面も小さいためせっかくのスタンプや画像などが見にくいです。その点、スマホは大画面で見やすく、文字入力もレスポンスも早く、スムーズにメールの会話を楽しむことが可能です。
また、スマホなら他にも多くの機能が使えるので、長い目で見たときにLINE以外のことでもストレスなく使用していくことができます。それであれば、ガラケーやガラホよりもスマホのほうが良いと言えるのではないでしょうか。
しかし、逆にスマホのほうが使える機能が多すぎるため、敢えてガラケーやガラホを選ぶのであれば大賛成です。
参考:LINE