2017年5月25日発売の「dtab Compact d-01J」をレビューします。
前モデルd–02Hから約1年、docomoのタブレットで1番安く運用できる人気シリーズが装い新たに新登場です!dtabは、値段の割には意外と使えるAndroidタブレットとして人気の機種ですが、今回も、端末代金一括0円で販売している店舗も多く見かけます。
ぜひ、この機会にタブレットを持ってみるのもいいですね。
本体サイズはほぼ変わらず大画面化
【基本スペック】
- サイズ(H×W×T):216×124×7.3mm
- ディスプレイ:8.0インチ
- 質量:325g
- カメラ(アウト/イン):800万画素/800万画素
- メモリ(ROM/RAM):16GB/3GB
- CPU:HiSilicon Kirin 950 2.3GHz+1.8GHz(オクタコア)
- 連続待受時間(3G/LTE):800時間/700時間
- VoLTE:非対応
- PREMIUM 4GTM:非対応
- ワンセグ/フルセグ:非対応/非対応
- 防水/防塵:非対応/非対応
- ハイレゾ:非対応
- 赤外線:非対応
- おサイフケータイ:非対応
- 充電器:ACアダプタ05(Type-B)
今回のカラーは、今までのシルバーと新色ゴールドの2色展開です。
CPUはハイシリコン Kirin 950、メモリが前モデルの2GBから3GBにアップしました。安いタブレットですがメモリ増強のおかげで、ほとんどのアプリやゲームがサクサク快適に動きます!
本体サイズは高さが1mm大きくなり216mm x 124mm、画面サイズが8.4インチと、ベゼルを削って今までより画面を大きく、厚さもさらに薄くなっています。
ディスプレイの解像度は1,600 x 2,560ピクセルに大幅アップ!目視ではピクセルが確認できないレベルまで強化されました!持ち運び易さは変わらず、大きく見やすくなったのは嬉しいですよね。
今まで大型タブレットを使っていた方は、今までの機種は家でWi-Fi使用、d−01Jを外用にする選択肢もあります。
1つ前のモデルと主要機能比較
ここで前モデル「d-02H」と主要な機能を比較してみます。
dtab d-01J | dtab d-02H | |
本体サイズ | 216mm x 124mm | 215mm x 124mm |
重量 | 325g | 345g |
バッテリー | 4980mAh | 4650mAh |
ディスプレイサイズ | 8.4インチ | 8.0インチ |
CPU | HiSilicon Kirin 950 | HiSilicon Kirin 930 |
メモリ | 3GB | 2GB |
カメラ(アウト/イン) | 800万画素/800万画素 | 800万画素/200万画素 |
指紋センサー | ○ | – |
こうして比較すると、ほぼ同サイズにも関わらず基本性能が大幅に進化していることがよくわかります。
指紋認証が追加されてロック解除が簡単になる
今回のd–01Jにはdtabシリーズ初の指紋センサーを搭載。今までより素早く使い始められ、セキュリティ性能も大幅に向上しました。
もちろん、dアカウントを使うサービスも指紋でログインできるのでID・パスワードを入力する手間がかかりません。
インカメラが大幅強化!
前モデルd–02Hではインカメラが200万画素と、ここ最近のモデルではかなり画素数の少ないカメラを採用していました。d–01Jではインカメラが800万画素と大幅に向上!
自撮りはもちろん、Skypeなどのビデオ通話もより鮮明な画像で楽しめます。
遠方のおじいちゃん、おばあちゃんにSkype用にプレゼントするのに最適な機種ではないでしょうか?
付加機能が少ないのは今まで通り
d–01Jは以下の機能に対応していません。
- 防水 / 防じん
- ワンセグ / フルセグ
- ハイレゾ
基本性能は大幅に向上していますが、付加機能をなくすことで低価格を実現している機種です。上記の機能がどうしても必要な方は、F–04Hなど豊富な機能が付いた機種を検討してください。
価格は今まで通り実質価格マイナスをキープ
dtabシリーズは可能な限り安価にタブレットを持ちたい方に人気のシリーズです。今回も新規・機種変更に関わらず、機種の実質負担よりも月々サポートの方が大きく設定されています。
参考として、arrows Tab F–04Hと機種代を含めた月額を比較してみます。
dtab d–01J | arrows Tab F–04H | |
データプラン | 1,836円 | 1,836円 |
SPモード | 324円 | 324円 |
シェアオプション | 540円 | 540円 |
機種代金(24回) | 432円 | 3,456円 |
月々サポート(24回) | –1,350円 | –2,592円 |
合計 | 1,782円 | 3,564円 |
※全て税込で計算しています。
こうして比較すると、dtabは機種代金と月々サポートが発生する2年間が1番安く使えます。F–04Hとの差額は2年で42,768円もあります。
また、2年以上前にタブレットを購入した方は、この機会にぜひ機種変更をしてください。d–01Jの実質負担が–918円なので、2年で22,032円も安く済みます。
店舗によっては、新規・機種変更ともに一括0円で販売しているところもありますので、維持費はさらに安くなります。
eSIMカード対応でSIMの入れ替えができなくなる
dtab Compact d-01Jでは、ドコモでは初の「eSIMカード」対応になっています。
通常、SIMカードは専用の機械でSIMの書き込みをすることで使用できるようになりますが、eSIMはネットワーク接続で開通の登録が完了されます。また、端末番号などを登録するため、認証登録されたeSIMを別の端末に装着しても使用できません。
そのため、d-01J以外での端末を使用したい場合、SIMカードの再発行をしなければなりません。
※発行手数料2,160円が必要になります。
タブレットを安く使いたい人にオススメ
d–01Jは、docomoのタブレットの中で1番安く運用できる機種です。高性能機種ではありませんが、普段使いにはまったく困らないスペックで持ち運びも便利です。
- タブレットに興味があるが高いと思っている方
- 持ち運びのできるタブレットを探している方
- 今までのdtabをずっと使っている方
上記に当てはまる方は、ぜひd–01Jを使ってみてください。スマホよりも大きな画面でネットも動画もうんと楽しくなりますよ!
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
公式:auオンラインショップ