2017年9月22日発売のiPhone 8とiPhone 8 Plusをレビューします。
前モデルiPhone 7から一年、いつもの流れならiPhone 7sが出るかと思いきやナンバリングを変えてきましたね。iPhoneシリーズ10周年モデルiPhone Xに合わせたのでしょう。
ネット上では、iPhone 8とiPhone Xのどっちを購入するかで迷っている人達のコメントを多く見かけますが、そんな人に向けての記事となっています。
A11の圧倒的な処理能力でストレスフリー・・・
iPhone 8 / iPhone 8 Plusのスペック概要
iPhone 8 / iPhone 8 Plus共にCPUはA11 Bionicを搭載しています。
A11は6コアのCPUで処理能力の高い2コアと電池効率の高い4コア構成をもつCPUで、iPhone7のA10 Fusionより効率コアは最大70%、高処理コアは25%高速化されています。
さらにA10とは違い6コアを同時使用できることから、アプリによっては上記より大きな差を感じる可能性もあります。
メモリは4GB、ストレージは64GBと256GBの2種類で32GBが選択肢から無くなりました。またディスプレイサイズはiPhone 8は4.7インチ、iPhone 8 Plusは5.5インチと今までの大きさを継承しています。
主要スペックの比較
ここでiPhone 8とiPhone7、iPhone 8 PlusとiPhone 7 Plusの主要スペックを一覧比較します。
iPhone 8 | i Phone 7 | |
本体サイズ | 67.3 x 138.4 x 7.3(mm) | 67.1 x 138.3 x 7.1(mm) |
重量 | 148g | 138g |
画面サイズ | 4.7インチ 1334 x 750ピクセル True Toneディスプレイ |
4.7インチ 1334 x 750ピクセル |
カラー | ゴールド シルバー スペースグレイ |
ローズゴールド ゴールド シルバー スペースグレイ ブラック |
OS | iOS11 | iOS10 |
CPU | A11 Bionic | A10 Fusion |
ストレージ | 64GB、256GB | 32GB、128GB、256GB |
バッテリー | 待受最大10日間 ワイヤレス充電対応 |
待受最大10日間 |
カメラ | アウトカメラ1200万画素 インカメラ700万画素 |
アウトカメラ1200万画素 インカメラ700万画素 |
防水・防塵 | IP67等級 | IP67等級 |
iPhone 8 Plus | i Phone 7 Plus | |
本体サイズ | 78.1 x 158.4 x 7.5(mm) | 77.9 x 158.2 x 7.3(mm) |
重量 | 202g | 188g |
画面サイズ | 5.5インチ 1980 x 1080ピクセル True Toneディスプレイ |
5.5インチ 1980 x 1080ピクセル |
カラー | ゴールド シルバー スペースグレイ |
ローズゴールド ゴールド シルバー スペースグレイ ブラック |
OS | iOS11 | iOS10 |
CPU | A11 Bionic | A10 Fusion |
ストレージ | 64GB、256GB | 32GB、128GB、256GB |
バッテリー | 待受最大16日間 ワイヤレス充電対応 |
待受最大16日間 |
カメラ | 近距離用アウトカメラ1200万画素 遠距離用アウトカメラ インカメラ700万画素 ポートレートフラッシュ |
近距離用アウトカメラ1200万画素 遠距離用アウトカメラ インカメラ700万画素 |
防水・防塵 | IP67等級 | IP67等級 |
若干大きくなって重くなっていますが、違いを体感することはない範囲でしょう。
また、CPUの強化やワイヤレス充電などの強化以外は主要スペックに大幅な強化は見受けられませんね。
iPhone 8の特徴・新機能
iPhone 8 / iPhon 8 Plusから搭載される注目の新機能や特徴は次の3つです。
- 背面がガラスになった
- ワイヤレス充電対応
- iPhone初のTrue Toneディスプレイ搭載
1.背面がガラスになった
iPhone 8 / iPhone 8 Plusは一見iPhone 7と外見が変わらないように感じますが、裏面がiPhone 4sの頃のように強化ガラスになりました。2017年9月現在、スマホに採用されたガラスの中で耐久力が一番高いガラスを採用しています。
ガラス背面になることで抗酸化コーティングの金属背面より摩擦が強くなるので落としにくくなるので、ケース無しで運用したい人にはとても嬉しい変更点ですよね。
2.ワイヤレス充電対応
背面がガラス素材になったことで、初めてワイヤレス充電に対応しました。
今までのiPhoneでケーブルが断線したり充電口を破損したりトラブルに遭った経験がある人はワイヤレス充電を使えば今後は安心して使えます。特に中高生の子どもに持たせる場合は充電周りの破損トラブルは多いので重宝するでしょう。
また、Apple純正のAirPowerを使えばiPhoneとApple Watch、AirPodsなどワイヤレス充電対応機器を3台同時に充電できます。Appleのモバイル製品を複数活用している方も、充電ケーブルがごちゃごちゃしてしまっていたのを解消できますね。
3.iPhoneで初のTrue Toneディスプレイ搭載
iPad Pro 9.7インチから搭載されたTrue ToneディスプレイがiPhoneにも初めて搭載されます。
True Toneとは周囲の光の強さや色に合わせて画面のホワイトバランスを調節する機能のことで、眩しい屋外や寝る前の暗い室内など状況に合わせて白の発色を調整し見やすさや目の疲労を軽減してくれます。
iOS11で使い方が更に進化・・・
iPhone 8 / iPhone 8 PlusはデフォルトでiOS11が搭載されています。iOS11ではiPhoneが更に便利になる新機能が搭載されました。
- コントロールセンターがカスタマイズ可能に
- 車の運転を感知して通知OFFにできる
- キーボードを左右に寄せて入力しやすくなる
- ファイルアプリが追加されてiCloud DriveやDropboxに保存されたファイルをまとめて探せる
- カメラにQRコードリーダーを標準搭載
iOS10からの主な変更点は上記ですが、細かな機能改善やSiriがより使いやすくなり、今までより短い時間で同じことができるような改善がされています。
iOS11はiPhone 5s以降なら無料アップデートができるので、iPhone 8を買う前に使用感を試してみるといいでしょう。
iPhone 8 / iPhone 8 Plusはどんな人におすすめか?
今回のiPhone 8 / 8 Plusは初めて搭載されたワイヤレス充電やTrue Toneが特徴です。
- 充電ケーブルをすっきりさせたい
- アップル製品をたくさん使っている
- 目が疲れやすい
上記のような人や、新機能に魅力を感じる人はiPhone 8 / 8 Plusを選ぶべきです。逆に新機能を使う見込みが全くない場合はiPhone 7 シリーズの32GBと128GBが13,000円程値下げされて販売継続されるのでそちらを選ぶほうがお得でしょう。
ドコモ:iPhone 8
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