2017年6月中旬発売予定のGalaxy Feel SC–04Jをレビューします。
SC–04Jは、docomoとサムスン電子が日本向けモデルとして開発した、数少ない日本限定モデルです。2016年に海外向けに発売された「Galaxy A3」がベースになっています。
また、docomoの新サービス「docomo with」対応の2機種の1つです。発売後は、少しでも月額を抑えたい方が殺到して品切れが予想される機種なので、気になっている方は早めに予約を入れましょう。
フラグシップモデルには及ばないが高性能・・・
【基本スペック】
- サイズ(H×W×T):138×67×8.3mm
- ディスプレイ:4.7インチ
- 質量:149g
- カメラ(アウト/イン):1600万画素/500万画素
- メモリ(ROM/RAM):32GB/3GB
- CPU:Exynos7870 1.6GHz(オクタコア)
- 連続待受時間(3G/LTE):520時間/500時間
- VoLTE:対応
- PREMIUM 4GTM:非対応
- ワンセグ/フルセグ:対応/非対応
- 充電器:ACアダプタ05(USB Micro-B)
- 防水/防塵:対応/対応
- ハイレゾ:対応
- 赤外線:非対応
- おサイフケータイ:対応
SC–04JはCPUにサムスン製Exyons 7870、メモリを3GB搭載しています。カラーは、オパールピンク・ムーンホワイト・インディゴブラックの3色。
フラグシップモデルのGalaxy S8/S8+には及びませんが、ミドルクラス機としてはかなりの高性能モデルです。普段の操作がスムーズなのはもちろん、3Dゲームでも、相当解像度の高いゲームでない限りは問題なくプレイできるでしょう。
女性でも安心のコンパクトサイズ
最近のモデルは、5〜5.5インチの大きめのモデルが主流ですが、SC–04Jは、4.7インチ、横幅138mmと、女性でも片手で使えるコンパクトサイズです。男性女性問わず、持ち運びを重視する人にはコンパクトサイズは人気です。
また、Galaxyおなじみの物理ホームボタンに指紋センサーも搭載しています。サッとなでればロック解除は楽でいいですよね。
カメラ性能は自撮り機能を重視している
メインカメラは1600万画素、インカメラが500万画素で、レンズのF値は共に1.9です。Galaxyシリーズでお馴染みの「暗い場所に強いカメラ」はしっかり引き継がれています。
カメラの機能は、SNSに投稿する方に必須のものがぎっしり詰まっています。
- 食事モード
- ワイド自撮り
- 美顔モード
- コラージュやぼかしなどの編集機能
普段、SNSなどに写真を投稿している方は、追加のアプリも必要ないのでかなり便利になりますね。
docomo × サムスンだから必要な機能もしっかり搭載
SC–04Jは、日本限定モデルなので、安価なモデルでも日本人好みの機能はしっかり搭載しています。
- 防水機能(IPX5 / 8)・防じん機能(IP6X)に対応
- おサイフケータイ対応
- ワンセグ対応
- ハイレゾ
少し前に発売されたMONOは、激安モデルと話題になりましたが、おサイフケータイやワンセグが入っていないことがネックになっていましたね。SC–04Jは全部対応しているので、いろいろな機能を使いたい方も安心です。
小さな本体に大きな電池
Galaxy Feel SC–04Jは、4.7インチのコンパクトボディなのに、Galaxy S8と同じ3,000mAhの大容量電池を搭載しています。
Galaxy S8が通常使用時の電池持ち最大115時間に対し、Galaxy Feelが最大170時間と、同じ電池容量ですが長持ちします。また、充電完了までが約2時間と早いので、うっかり充電を忘れてもすぐ満タンです。
外出先で電池切れの心配が少ないのも安心できますよね。
新サービス「docomo with」対応
Galaxy Feel SC–04Jは、docomoの新サービス「docomo with」に対応しています。
docomo withの概要
docomo withは、月額料金が毎月1,650円割引されます。今までの月々サポートとは違い、2年を超えてもずっと割引が続きます。ただし、月々サポートや、端末購入サポートといった、本体代金の割引は一切ありません。
docomo withの適用条件
SC–04Jを購入すれば、新規契約も機種変更もすべて対象です。プランはカタログに載っているスマホ用プランを契約すれば問題ありません。
docomo withの終了条件
- 対象外の機種へ機種変更
- 対象プラン以外へプラン変更
「docomo with」が適用されなくなる条件は上記の2つです。
裏を返せば、今後の機種変更はSIMフリースマホなど、ドコモの手続きを通さずに行えば永久に割引が効くということですね。
docomo withの2台で迷ったらどうする?
docomo with対応モデルとしては2017年6月1日に発売されたarrows Be F–05Jに続き2台目です。「docomo withで選びたいけど、どっちがいいのかわからない」という方は、利用シーンでどちらがいいか決めましょう。
Galaxy Feel SC–04J | arrows Be F–05J | |
CPU | Exyons 7870(〇) | Snapdragon 410(△) |
メモリ | 3GB(○) | 2GB(△) |
MIL規格耐久試験 | 未実施(-) | 実施済(〇) |
Galaxy Feel SC–04Jが向いている方
SC–04Jは、安価ながらにして、基本性能を可能な限り高めたモデルです。
- できるだけゲームを楽しみたい
- 写真や動画の加工もしたい
上記のような、ある程度処理能力が必要なアプリを使いたい方は、Galaxy Feelを選ぶ方がいいでしょう。
arrows Be F–05Jが向いている方
arrows Be F–05Jは、同一機種を長く使えるように、堅牢性を重視した機種です。
- 現場仕事でよく落とす
- アウトドアが趣味
上記のような、落下などの衝撃が加わる可能性があれば、arrows Beを選びましょう。
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
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