docomo arrows Tab F-04H：レビュー

2016年7月29日発売。

2016年夏モデルから発売されるタブレットは富士通の「arrows Tab」のみとなっています。今回のタブレットでは、虹彩認証対応でかなり薄型。端末に滑り止めがついており、どこにでも立て掛けることができます。

大画面でも軽くて使いやすい「arrows Tab F-04H」のレビューです。

大画面でも軽くて場所を選ばず使えるタブレット・・・

【基本スペック】

• サイズ（H×W×T）：175×266×6.8mm
• ディスプレイ：10.5インチ
• 質量：439g
• カメラ（アウト／イン）：810万画素／240万画素
• メモリ（ROM／RAM）：32GB／3GB
• CPU：1.82GHz+1.44GHz（ヘキサコア）
• 連続待受時間（3G／LTE）：1080時間／970時間
• VoLTE：非対応
• PREMIUM 4GTM：対応
• ワンセグ／フルセグ：対応／対応
• 急速充電2：対応
• 防水／防塵：対応／対応
• ハイレゾ：対応
• 赤外線：非対応
• おサイフケータイ：非対応

「arrows Tab F-04H」のカラーはホワイト・ブラックの2色。特徴は、大画面でも軽く、そしてMIL規格の14項目に準拠で頑丈なタブレットです。

最近の富士通製品は頑丈な作りになっている製品が多く、ディスプレイは「Corning Gorilla Glass 3」、米国国防総省が定めた「MIL規格」の14項目に準拠で防水・防塵対策もバッチリです。また、タブレットを落としてもディスプレイがキズつきにくく、割れにくい「画面保護フレーム」が搭載されています。

そして、今回から壁に立てかけて使えるように側面と底面に滑り止め（grip edge）がついており、ケースや卓上ホルダがなくても画面が見やすくなっています。

※角度を4段階で調節できる卓上スタンドも同梱されています。

富士通と言えば明るく見やすいディスプレイ・・・

もともと、富士通製品は明るく、綺麗で見やすいディスプレイが特徴的でしたが、自己発光により、明るいところと暗いところのメリハリがはっきりすることでさらに見やすくなっています。

また、富士通独自の映像処理エンジン「Xevic（ゼビック）」で、動画再生も高精細映像が楽しめます。

その他、目の負担を軽減する「ブルーライトカットモード」やワンタッチで画面表示を拡大できる「いつでもズーム」が搭載されていますので、お子さんや目の悪くなってきた人もで使いやすくなっています。

セキュリティー面を強化、家族みんなで一台を共有する・・・

「arrows Tab F-04H」では、タブレットでは世界初の虹彩認証「Iris Passport（アイリス パスポート）」が搭載されています。

人間の黒目の瞳孔の外側にある環状部分である「虹彩」を認識することで、画面ロックやパスワードの変わりが可能です。ちなみに「画面をダブルタップで画面が点灯」 ⇒ 「虹彩認証でロック解除」と起動も簡単です。

また、最近では「ログインＩＤ・パスワード」を求めてくるサイトも多く、パスワードを忘れてしまったり、いちいち入力が面倒だったりしますが、「パスワードマネージャー」でIDやパスワードをあらかじめ登録しておくことができます。さらに虹彩認証を連携させることで画面を見るだけでも自動入力が可能です。

 

最大8人までアカウント登録ができ、家族それぞれのアカウントでログインすることができます。

1台のタブレットでもアプリやデータはユーザー専用のストレージ領域に保存されるので他の人に見られる心配がありません。

また、お子さん用に使えるアプリやタブレットを利用する時間帯、1日の利用時間などをあらかじめ設定しておくことで使いすぎ防止にもなります。

誰でも使いやすいタブレット・・・

富士通製品は、日本人向けの機能がたくさん搭載されており、誰でも使いやすい仕様となっています。

かんたんインターネット

子供やご年配でも簡単にインターネットがしやすいように、「検索」や画面の「拡大」「縮小」などをわかりやすい文字で表示されています。

フルセグ・ワンセグ対応

タブレットで、テレビを視聴する人は結構多く、外出先でもお風呂で高画質な映像が楽しめます。

キャプメモ

スワイプ操作をするだけでカンタンに起動し、画面を保存（スクリーンショット）できます。そして、その画面に上から手書きしてメール送信やSNSへ投稿することができます。

また、「なぞってコピー」で写真や画像内に含まれる文字を、指でなぞるだけでコピー＆ペーストができます。