ドコモで頑丈なスマートフォンで人気なのは、2014年10月4日発売の「GALAXY S5 ACTIVE SC-02G」と2015年11月12日発売の「GALAXY Active neo SC-01H」です。
「GALAXY S5 ACTIVE SC-02G」はすでに修理受付も終了なので、もし電源が入らない、画面割れで端末操作ができないなどの場合、機種変更もしくはケータイ補償サービスでリフレッシュ品に交換することになります。
ちなみに、SC-02Gの後継機にあたる「GALAXY Active neo SC-01H」は、今でも修理受付可能です(2020年11月末で終了予定)。
最近、修理してでも「GALAXY Activeが使いたい!」という相談を受けましたが、最近のスマホと比較してもスペックが劣ります。修理して使うのもいいですが、機種変更も検討材料のひとつとして考えていいでしょう。
米国国防総省の軍事規格に準拠
機種名 | SC-02G | SC-01H |
サイズ(mm) | 145×74×9.2 | 133×70×10.1 |
CPU | MSM8974 | MSM8916 |
RAM | 16GB | 16GB |
ROM | 2GB | 2GB |
GALAXYのACTIVEシリーズは、MIL規格に準拠しており、通常の耐圧、防水試験だけでなく、さまざま試験をクリアしています。
米国国防総省の軍事規格(MIL-STD-810G)の18項目
落下、浸漬、粉塵、塩水噴霧、湿度、太陽光日射、振動、雨滴、風雨、氷・低温雨、熱衝撃(-20~50℃)、高温保管(63℃固定)、高温保管(30~60℃)、高温動作(71℃固定)、高温動作(32~49℃)、低温動作(-51℃固定)、低圧保管、低圧動作。
しかし、最近のスマートフォンではGALAXYのACTIVEシリーズ限らず、頑丈な作りになっているので、わざわざSC-02GやSC-01Hに拘る必要はありません。
頑丈な作りでも電池持ちや操作性が悪い
見た目はガッチリしていますが、スペックは最近のスマホと比べると見劣りしてしまいます。実際に操作をしてみても、発売から5年以上経っているためフリーズも多く、操作中に電源が落ちてしまうこともあります。
そんな時は、電池パックを取り外して再起動させれば一時的に改善しますが、電池持ちも悪くなっていることでしょう。さらに、ROM16GB、RAM2GBとメモリも少ないです。参考までに、ドコモで本体価格が安くて人気がある「Galaxy A20 SC-02M」でも、ROM32GB、RAM3GBです。
今でも電池パックのみ購入していく人もいますが、それなら新しい機種に買い替えてストレスなく使っていたほうがいいですね。
ケースやフィルムで補強するほうがいい
頑丈なスマホは、アウトドア好きやスマホを頻繁に落として壊してしまう人にはピッタリの機種です。
しかし、頑丈な作りだからといっても古い機種で操作性が悪いスマホを使い続けるより、手ごろなスマホにガラスフィルムや頑丈なケースを付けてあげるほうが、よほどストレスなく満足できるでしょう。
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