2014年5月23日発売。
ZETAシリーズからdocomo AQUOS ZETA SH-04Fのレビューとなっています。今回のシャープは今までとちょっと違う感じですので、今後の売れ行きが楽しみな機種となっています。
シャープ独自のIGZO×EDGESTでより進化・・・
【基本スペック】
- サイズ(H×W×T):140×74×9.3mm
- ディスプレイ:5.4インチ
- 質量:154g
- カメラ(アウト/イン):1310万画素/210万画素
- メモリ(ROM/RAM):32GB/2GB
- CPU:2.3GHz(Quad core)
- 連続待受時間(3G/LTE):900時間/770時間
- VoLTE:対応
- 急速充電2:対応
3辺狭額縁「EDGEST」で画面も大きく、「ヘキサグリップシェイプ」より持ちやすく・・・
まず第一印象として、「デカい」です。前機種のSH-01Fでは丸みがありスッキリしたイメージでしたが、今回のAQUOS ZETA SH-04Fでは、角ばっていて、重厚感がある感じを受けました。しかし見た目と違い、実際、手に取ってみるとかなり持ちやすく、”しっくり”きています。
そして、ディスプレイも大きく見やすくなっています。前面の約81%が表示部分となっていますので、動画視聴やネット検索には非常にオススメです。
シャープと言えば電池持ち。長時間使用は今まで以上・・・
IGZO液晶パネルと3,300mAhバッテリーの搭載で、約3日間の電池持ちを実現しています。これで外出先でも充電がなくなる心配もなくなり、補助バッテリーはもはや不要のモノとなりつつありますね。
※一般に想定されるスマートフォンの利用(Web閲覧、SNSアプリ、その他のアプリの利用など、約85分間/日の利用)があった場合の電池の持ち時間です。
さらに、「急速充電2(ACアダプタ05)」にも対応していますので、ACアダプタ04以上の急速充電が可能です。
「急速充電2」とは・・・
端末本体画面上で「充電してください」の表示が出たタイミングから画面点灯OFF状態にして充電を開始して60分で1800mAh以上充電でき、かつ「ACアダプタ 04」使用時と比較して125%以上の効率化が満たせる充電機能のことです。
グリップマジックで周囲の目(ケータイマナー)も気にならない・・・
AQUOS ZETA SH-04Fでは、画面操作をすることなく本体を握るだけで、さまざまな操作が可能となっています。
特に個人的なオススメ機能として、「着信時に簡易シークレット」ですが、普段、着信時に相手の名前や電話番号が表示されてしまい、恋人同士で気まずい雰囲気になることはありませんか?
これなら本体を握るまで表示されませんので、相手に知られることなく、着信相手を確認することができます(笑)
〈グリップマジック特徴〉
- 持つだけで、画面ON:持つだけでロック画面を表示することができるので、わざわざ電源ボタンやホームボタンを押すことなく起動(スリープ解除)が可能です。
- バイブでお知らせ:ポケットやカバンからスマホを出せない場所でも、本体を握るだけで、不在着信や未読のメールがあるかどうかをバイブでお知らせしてくれます。
- 着信時に簡易シークレット:着信があっても、本体を握るまで名前や写真が表示されません。
- 着信時に音量ダウン:本体を握るだけで音量を最小にしてバイブをONにしてくれますので、周りに迷惑をかけることなく、確認することができます。
- 置くだけで保留:通話中に本体を置くだけで、自動で保留やミュートにしたり、スピーカーフォンに切替えることができますので、通話中にメモを取るときなど非常に便利ですね。
このように、前回のZETAとは大きく変わりましたが、使い勝手はかなり良さそうです。サイズが大きくなったことで、ポケットに入れづらい部分もありますが、それが気にならない方であればかなりオススメの機種となっています。(大きくなったと言っても幅が少し広くなっただけです)
ちなみにサイズだけなら「Xperia Z2」の方が大きいですが、液晶の表示部分ではSH-04Fの方が大きいです。
ちょっと心配なところとしては、シャープ製品に多い不具合「画面のちらつき」がありますが、この点が改善されていることを期待したいと思います。
■SHARP:詳細情報