ドコモに限らず最近のiPhoneやAndroidスマートフォンは高額です。中には20万円以上する端末もあり、ほとんどの人が分割で購入しています。分割購入できなくて、困っている人は「携帯料金の支払いが遅れていることに気付いていない人が機種変更できず怒鳴り散らす。」や「【Q&A】ドコモの分割審査が通らない?10万円を超えるスマートフォンを購入する方法。」を確認しておきましょう。
また、高額なiPhoneやスマホが故障したときには、やはり修理代金も高額です。ひどい場合では、スマホ1台分の修理代金がかかる時もあります。「こんなに修理代金が高いなら新しいスマホを買ったほうがマシ!」と思ってしまうのも無理はありません。
しかし、ドコモでは故障や紛失、水濡れの被害に合ってしまった場合でも、少ない負担で済むように「あんしんパック(ケータイ補償サービス/smartあんしん補償)」があります。
ですが、この「あんしんパック(ケータイ補償サービス/smartあんしん補償)」を契約しなくもていい人、すでに契約している人でも解約しても問題ない人もいます。料金を少しでも安くしたいと思っている人は、参考にしてください。
ケータイ補償サービスがなくても困らない人
「ケータイ補償サービス/smartあんしん補償」とは、月額363円~1,100円の補償サービスです。機種によって月額料金が変わりますが、ガラケーなら月額330円、AndroidスマートフォンやiPhoneの場合、月額550円~1,100円となります。
「あんしんパックモバイル」になると、さらに月額220円加算されますが、あんしんセキュリティや遠隔サポートが付いてきますので初心者の方にはお得です。(月額605円~1,342円)
毎月1,100円も払っていると、年間13,200円です。例えば、3年分割なら約40,000円にもなり結構な金額です。もし、分割が終わっても継続して支払えばさらに費用はかかります。
「ケータイ補償サービス」を契約していても、修理代金や交換費用が無料になるわけではありません。別途修理代金や交換費用が発生します。
「保険料金を毎月支払っているのに、さらに修理代金を支払えとは詐欺じゃないか?」とクレームになることも少なくありません。しかし、ケータイ補償サービス/smartあんしん補償はあくまで高額な修理代金を安くするためのサポートです。
修理代金や交換費用が「0円」になるためのサービスではありません。
例えば、購入後すぐに紛失や水濡れで、再び機種変更することになってしまった場合、2台分の端末代金がかかるため、出費は大変なものです。それを防ぐためにケータイ補償サービス/smartあんしん補償を契約することは間違っていません。
仮に、自然故障に対しての保証期間(1年間)が過ぎてしまえば、何もしていないのに電源が入らなくなってしまえば見積もり修理となり、修理代金がいくらになるのかも分かりません。
ちょっとした破損や自分が壊したわけではないのに、故障で高額請求になるかもしれないと慎重に携帯を使っていくことになるなら、そんな心配をしなくても済むように「あんしんパックモバイル(ケータイ補償サービス)」を契約しておくのもいいでしょう。
では、「ケータイ補償サービス(月額330円~1,100円)」を契約しなくても心配ないのはどんな人でしょうか。
【解決策】壊れたら買い替えればいい
分割代金が残っていない人
最近のドコモは、36回や48回払いの分割購入が一般的です。分割が終わっているなら、仮に故障や水濡れ、紛失があったとしても新しい機種に買い替えることができます。もちろん、ケータイ補償サービスを継続することもできますが、「壊れたら買い替える!」という人なら解約してもいいでしょう。
しかし、分割が終わった頃には携帯はボロボロ、電池持ちも悪くなっていることでしょう。
個人的には、スマホを壊してしまったら買い替えるという人も、ケータイ補償サービス/smartあんしん補償を解約する前に、一度預かり修理に出して本体も電池パックも新品同様にしてからケータイ補償サービスを解約するのがオススメです。
キャンペーンで一括0円や特価で購入した人
最近では少なくなりましたが、高額なスマホが一括0円や目玉商品で1万円程度で機種変更していることもあります。
一括0円や激安価格で購入していても「あんしんパック(ケータイ補償サービス/smartあんしん補償)」の月額料金は変わりません。一括0円で購入したスマホならすぐに機種変更しても負担にはなりませんので、あんしんパックやケータイ補償サービス/smartあんしん補償は解約しても問題ないでしょう。
ただし、「端末購入サポート」が適用になっている機種に関しては購入から1年以内に機種変更してしまうと違約金がかかりますので確認しておきましょう。
「特価で購入したスマホが短期間で壊れたとしても機種変更すればいいの?」
正解です。買い替えることで新しい機種代金は発生しますが、月額550円も何か月も支払っているくらいなら、新しい機種を購入するのもアリでしょう。
【オススメ】dカード GOLDを持っている人
私もこのパターンですが、「dカード GOLD」を作ることです。ドコモのdカードの特典として、「dカードケータイ補償」が付帯されています。
ご利用中の携帯電話端末が、ご購入から1年以内(dカード GOLD会員の方は3年以内)に、偶然の事故により紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損等)となってしまい、新たに同一機種・同一カラーの携帯電話端末をドコモショップ等で、ご契約中のdカードを利用してご購入いただいた場合にご購入費用の一部を補償する、dカードの会員向けの特典です。
ちなみに、年会費無料のdカードは1万円まで補償、dカード GOLDなら10万円まで補償してくれます。こんなお得な特典は他にありません。
ただし、「dカードケータイ補償」を使う場合、修理不能状態であることが条件となっています。画面破損、電源入らず、充電不良などは修理可能であるため、「dカードケータイ補償」対象外となります。その場合、ケータイ補償サービスを契約していなければ高額な修理代金が発生する可能性があるので注意しましょう。
「dカード GOLD」は年会費が11,000円かかります。ですが、それを支払ったとしても、年会費以上の還元がありますので、迷わず作ってもいいでしょう。とくに携帯料金に対して「dポイント10%還元」や「dカード GOLD年間ご利用額特典」があるため、「dカードケータイ補償」を利用しなくても作るべきでしょう。
【オススメ】モバイル保険に加入する!
ドコモの「ケータイ補償サービス/smartあんしん補償」の1台あたりの月額料金は、ガラケーで月額330円、Androidスマートフォンで月額550円~825円、iPhoneの場合は月額550円~1,100円と意外とかかります。
しかも、家族3人が最新のiPhone 13を使っていた場合、ケータイ補償サービスだけで毎月2,475円(825円×3台)もかかります。これなら、「大事に使って、ケータイ補償サービスは契約しない。」という考えも分かります。
ですが、やっぱり心配になってしまう人もいるでしょう。そんな人のために「モバイル保険」がオススメです。
「モバイル保険」とは、月額700円で3台まで、端末の故障・水濡れ・全損・紛失・盗難などのトラブルに対応する通信端末専用の保険です。
当保険は、登録している通信端末に「外装破損」、「損壊」、 「水濡れ全損」、「故障」、および「盗難」が生じ修理費用などを負担したとき、または修理不能となった場合に年間最大10万円(通算) まで保険金をお支払いたします。
補償対象端末は以下のものです。
- 日本国内で販売されたメーカー純正の無線通信(Wi-Fi、Bluetooth)が可能な端末
- 登録時において破損などなく全機能が正常に動作するもの
登録時において次のいずれかの条件を満たすもの
- 新規取得した日から1年未満
- 新規取得した日から1年以上であってもメーカーまたは通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入しており、かつ当該サービスにより補償が受けられる状態※当保険の責任開始後は上記有償補償サービスの加入の継続は問いません。
※家族、知人、オークション等からの購入または譲渡された端末は登録できません。
詳細:モバイル保険
端末購入から1年以内のもの、もしくは1年以上経過していても「ケータイ補償サービス」などに加入しており、その補償が受けられる状態(簡単に言うとケータイ補償サービスに加入している人なら切り替え可能です)。
また、登録端末は3台まで可能なので、家族分を月額700円でカバーすることができます。ただし、主端末(1台)と副端末(2台)に分かれており、補償される金額が違いますので注意してください。
例えば、「ケータイ補償サービス/smartあんしん補償」や「AppleCare」に未加入の状態でのiPhoneの画面破損の修理金額は、以下の通りです。(参考:iPhone の画面の修理)
- iPhone 13 Pro Max:42,680 円
- iPhone 13 Pro:36,680 円
- iPhone 13:36,680 円
- iPhone 13 mini:30,080 円
- iPhone SE (第 3 世代):15,950 円
主端末は10万円までなので、費用面の心配はありません。ですが、副端末は3万円までなので、少し足りない程度ですね。しかし、月額700円で3台まで保険金がでるので、圧倒的に節約になります。
「モバイル保険」は、「dカード GOLD」とセットにしておくことで、さらに安心につながります。
では、もしトラブルにあった時に「モバイル保険」と「dカード GOLD」のどちらを先に使うべきかです。
Androidの場合で、水濡れ、紛失、全時(修理不能状態)は「dカードケータイ補償」を使いましょう。そして、iPhoneの場合は、紛失時、全損時(修理不能状態)は「dカードケータイ補償」を使いましょう。(iPhoneは水濡れ修理可能なため)
「dカードケータイ補償」は、修理可能状態は対象外のため、あくまで修理可能なときだけ「モバイル保険」を使うといいでしょう。
公式サイト:モバイル保険
知って得する!
オンラインショップで購入すると、頭金(相場5,000円~15,000円)がかからないため、店頭よりも安く購入することができます。さらにドコモは事務手数料(2,200円もしくは3,850円)もかかりません。
公式:ドコモオンライショップ
公式:auオンラインショップ
携帯保障10年以上払って
変えてもらって
何万かはらって
データ消されてすぐ壊れた